台風14号の接近により、悪天候で始まったシルバーウイークですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
台風により大きな被害が出ないことを切に願います…
天候が悪く外に出掛けられない時には、小部屋にこもってのハンドメイドにいそしむのですが、最近自作ルアーを塗装していた時にひどく塗料が小部屋中に充満したことがありました。
小部屋でルアーを塗装する時は、エアブラシを使っての細かなカラーリングを主に行っていて、ベースカラーやトップコートをする時は、車庫に行き、シャッターを開けて外に向かって行っていました。
今回は車庫に行くのが面倒だったので、ベースカラーのホワイトを塗装ブースに向かって吹いていたのですが、塗装ブースの能力を超えて部屋中に充満したようです。
私の使っている塗装ブースはプロクソンの塗装ブースを改造して、オムツの段ボールにハニカムフィルターを付けて自作したものです。
今までは特に不満を感じることは無かったのですが、YouTubeであるビルダーさんがルアーを塗装しているのを見ていたら、何やら斜めに張った板に向かって塗料を吹いていて、その下に空いた隙間に塗料が吸い込まれて行くようでした。
塗料が部屋に充満することも無く、「さすがはプロのビルダーさんはいろいろと考えてるな…」とその時は思ったのですが、どうも色々調べてみると、このYouTubeで見た形に近い塗装ブースが今は主流となっているようで、「ネロブース」と言うものが中でも評判がいいようです。
そして…そのネロブースを参考にして、塗装ブースを自作している動画が多く紹介されているのも見つけました。
今のご時世、何でもネットで探せば出てくるもんだな…と思い、早速私も同じように自作してその効果を確かめようと考えました。
私が一番参考にしたのは、36(さる)ブースというものの動画で、自作したブースを受注販売もしているショップのものです。
塗装ブース内に整流板と呼ばれる板を斜めに付け、その上下に隙間を開けて裏側から換気扇で排気する構造のものです。
詳しい原理についてはほかのサイトをご覧いただくとして、今まで使っていた塗装ブースに、段ボールの整流板を付けて、ハニカムフィルターを整流板の下側の隙間かぶせるように配置して改造しました。
早速効果を見るために塗装をしてみましたが、塗料を多めに吹くと、塗料が全て吸われていくわけではなく、やっぱり部屋の中に充満します。
改造前より良くなったのかどうか今一解りません…
やっぱり段ボールという素材が悪いのか、使っている換気扇の能力が足りないのか…YouTubeで見たものとは程遠い感じです。
というか…
塗装ブースを自作している動画を見てから、「これなら私にも作れる…」と思い始め、「作れる…というか作りたい!」という欲求にかられていたのです。
改造型オムツの段ボールブースの効果が今一であれば、換気扇の能力を上げて自作するしかないでしょう!
そう思い始めたら、もう既に頭の中では材料と経費の計算が始まり、設計図が浮かんできてしまったのです。
そして、使用する換気扇の値段を調べてみると、36ブースで使われていた天井換気扇が4300円位で購入可能です。
ここまで妄想が膨らんだら、実行に移すしかありませんので、早速ホームセンターへ部材の下見に行きました。
つづく…