2016年12月15日
もうひとつのルアーメイキング
タイトルが浜田省吾の歌みたいになりましたが、今回はジョイントペンシルと同時進行で作っていたルアーの話をします。
ポッティングのところで画像をのせていたのでもう見た人もいると思いますが、以前のブログで(6月6日頃)ブランクの作り方を紹介したオリザラを加工したポッパーです。
オリザラを使ったサッチモホーンのようなポッパーで、ザラッチモホーンと名付けていました。
オリザラを首のところから切って、反対向きにくっつけてからプラリペアで肉盛りしたり、ルーターで削ったりして、ポッパー型にブランクを作成しました。
オリジナルはハムさんの考案ですが、ウエイトをそのままでリグを組んだら、サッチモホーンよりも若干尻下がりになったというところまで書いて終わっていました。
その時は、このくらいの違いであれば十分で、もっとこだわりたいのであれば本物を使った方が早いというような記事を書いていました。
(ブランクの作り方を含めて内容の詳細は過去の記事をご確認ください。)
当時は本当にそう思っていたのですが、いざカラーリングをするときになって、やっぱり浮き方の違いが気になってしまい、ウエイトを変えてみようかと思うようになりました。
一度気になるとやってみないと気が済まないところが悲しい性で、オリザラのテールに入っているウエイトを取り出してみることにしました。
ウエイトを取り出したあとは、できるだけ元の形に戻したいので、最低限の穴を開けて取り出したいところです。
しかし… ウエイトと同じ大きさの穴を開けただけでは出てきません。
接着はされていないとは思いますが、動かないように固定されているため、片方から穴を開けただけではなかなか出てこないのです。
あーっ半分に割って取り出してー と思う気持ちを抑えて、穴を少しずつ大きくしては試してみます。
なかなかにらちがあかないので、プチンと頭の線が一本切れました!
はい、ウエイトが取り出せました!
どうやったかというと、取り出すために開けた穴の反対側にドリルで穴を開けて、ドリルの先で押し出したのです。
何とかウエイトは取り出せましたが、ボディに大きなダメージができてしまいました。
まあ、いろいろな手段を使って穴を塞ぐことはできるので、何とかなるでしょう。
それでは、代わりになるウエイトはどんなものが良いか試してみましょう。
元のウエイトが2.71グラムですので、それよりも軽いタングステンの6㎜で試してみます。
ウエイトを入れて、穴をテープで仮止めして、リグを組んで浮き方をみてみます。
かなり水平に近い浮き角度になりましたが、ウエイトを入れた穴を塞ぐ材料によってもっと重くなると思いますので、このくらいでよしとします。
では、ウエイトを入れて穴を塞いでいきます。
まずは、ウエイトを押し出す時に開けたドリルの穴をプラリペアで塞ぎました。
ウエイトが小さくなって、ウエイトホールの前側の穴からウエイトが出て行ってしまうので、プラ板を接着してその穴を塞ぎます。
ウエイトを出すために開けた穴は、糸ノコで切り取ったボディ素材をそのまま元に接着します。
もちろんそれだけでは穴は塞げませんので、接着剤が乾いたらプラリペアで隙間を埋めていきます。
できた段差をペーパーで平らにして完成ですが、ウエイトを固定していないので、動かすとウエイトホールの中でコトコトと音をたてて、ラトルのようになりました。
耐水ペーパーを使って段差を水研ぎしていたときに、おやっ?と気づきました…
中に水が入ってる…
プラリペアでの隙間埋めが上手くいかなかったのか、それともヒートンの穴が深くなりすぎて貫通しているのか?
原因は特定できませんが、考えられる部分の防水を全て行い、1液ウレタンに2度ドブ漬けしました。
オールドヘドンのクリアーカラーのようになりましたが、今度は水につけても浸水しないようです。
防水も、下地処理もこれで良しとして、カラーリングの行程に移ります。
選んだカラーはガウラクラフトのピンクバックです。
これは、私が持っているサッチモホーンの中でも一番釣れたカラーで、ラージだけで無く、スモールもライギョも魚種を問わず良く釣れました。
ガウじいさんなら、その威力を目の当たりにしているので良くご存じだと思いますが、ライギョの歯と、岩盤に当てたキズでぼろぼろになり、やもなく殿堂入りにした伝説のカラーです。
ザラッチモホーンを作るにあたり、ぜひ復活させたいカラーでした。
本物のピンクバックよりも若干蛍光ピンクを強くして、より視認性をアップさせました。
レッドのゼイゴと目枠もオリジナルどおりに再現して、アイをポッティングしてカラーリングの完成です。
縦浮きの反りザラッチモホーンと、二つのプラスティックポッパーができたので、これで春先の野池でライギョにアタックされても壊れることは無いでしょう。
あとは、飲み込まれることに注意するだけです。
ポッティングのところで画像をのせていたのでもう見た人もいると思いますが、以前のブログで(6月6日頃)ブランクの作り方を紹介したオリザラを加工したポッパーです。
オリザラを使ったサッチモホーンのようなポッパーで、ザラッチモホーンと名付けていました。
オリザラを首のところから切って、反対向きにくっつけてからプラリペアで肉盛りしたり、ルーターで削ったりして、ポッパー型にブランクを作成しました。
オリジナルはハムさんの考案ですが、ウエイトをそのままでリグを組んだら、サッチモホーンよりも若干尻下がりになったというところまで書いて終わっていました。
その時は、このくらいの違いであれば十分で、もっとこだわりたいのであれば本物を使った方が早いというような記事を書いていました。
(ブランクの作り方を含めて内容の詳細は過去の記事をご確認ください。)
当時は本当にそう思っていたのですが、いざカラーリングをするときになって、やっぱり浮き方の違いが気になってしまい、ウエイトを変えてみようかと思うようになりました。
一度気になるとやってみないと気が済まないところが悲しい性で、オリザラのテールに入っているウエイトを取り出してみることにしました。
ウエイトを取り出したあとは、できるだけ元の形に戻したいので、最低限の穴を開けて取り出したいところです。
しかし… ウエイトと同じ大きさの穴を開けただけでは出てきません。
接着はされていないとは思いますが、動かないように固定されているため、片方から穴を開けただけではなかなか出てこないのです。
あーっ半分に割って取り出してー と思う気持ちを抑えて、穴を少しずつ大きくしては試してみます。
なかなかにらちがあかないので、プチンと頭の線が一本切れました!
はい、ウエイトが取り出せました!
どうやったかというと、取り出すために開けた穴の反対側にドリルで穴を開けて、ドリルの先で押し出したのです。
何とかウエイトは取り出せましたが、ボディに大きなダメージができてしまいました。
まあ、いろいろな手段を使って穴を塞ぐことはできるので、何とかなるでしょう。
それでは、代わりになるウエイトはどんなものが良いか試してみましょう。
元のウエイトが2.71グラムですので、それよりも軽いタングステンの6㎜で試してみます。
ウエイトを入れて、穴をテープで仮止めして、リグを組んで浮き方をみてみます。
かなり水平に近い浮き角度になりましたが、ウエイトを入れた穴を塞ぐ材料によってもっと重くなると思いますので、このくらいでよしとします。
では、ウエイトを入れて穴を塞いでいきます。
まずは、ウエイトを押し出す時に開けたドリルの穴をプラリペアで塞ぎました。
ウエイトが小さくなって、ウエイトホールの前側の穴からウエイトが出て行ってしまうので、プラ板を接着してその穴を塞ぎます。
ウエイトを出すために開けた穴は、糸ノコで切り取ったボディ素材をそのまま元に接着します。
もちろんそれだけでは穴は塞げませんので、接着剤が乾いたらプラリペアで隙間を埋めていきます。
できた段差をペーパーで平らにして完成ですが、ウエイトを固定していないので、動かすとウエイトホールの中でコトコトと音をたてて、ラトルのようになりました。
耐水ペーパーを使って段差を水研ぎしていたときに、おやっ?と気づきました…
中に水が入ってる…
プラリペアでの隙間埋めが上手くいかなかったのか、それともヒートンの穴が深くなりすぎて貫通しているのか?
原因は特定できませんが、考えられる部分の防水を全て行い、1液ウレタンに2度ドブ漬けしました。
オールドヘドンのクリアーカラーのようになりましたが、今度は水につけても浸水しないようです。
防水も、下地処理もこれで良しとして、カラーリングの行程に移ります。
選んだカラーはガウラクラフトのピンクバックです。
これは、私が持っているサッチモホーンの中でも一番釣れたカラーで、ラージだけで無く、スモールもライギョも魚種を問わず良く釣れました。
ガウじいさんなら、その威力を目の当たりにしているので良くご存じだと思いますが、ライギョの歯と、岩盤に当てたキズでぼろぼろになり、やもなく殿堂入りにした伝説のカラーです。
ザラッチモホーンを作るにあたり、ぜひ復活させたいカラーでした。
本物のピンクバックよりも若干蛍光ピンクを強くして、より視認性をアップさせました。
レッドのゼイゴと目枠もオリジナルどおりに再現して、アイをポッティングしてカラーリングの完成です。
縦浮きの反りザラッチモホーンと、二つのプラスティックポッパーができたので、これで春先の野池でライギョにアタックされても壊れることは無いでしょう。
あとは、飲み込まれることに注意するだけです。