2017年03月11日
ザ・ミノーメイキング5
今年もこの日が来ました…
3.11東日本大震災から6年。
偉そうなことは言えませんし、大したこともしていませんが、すべての被害に合われたかたにお見舞いを申し上げます。
絶対に忘れてはならない日…
さて、本日珍しく土曜出勤しています。
仕事では無いのですが、事務所に清掃業者が入るのでその立会です。
週末恒例のルアーメイキングネタですが、今回も今週やった作業のまとめになります。
まずは先週のアルミホイル張りの失敗を振り返ります。
ウロコの模様を付けたアルミホイルをルアーの形に切り取って、ルアーに乗せて布でこすってなじませるところまでは上手くいっていました。
そのあと、薄め液をルアーに塗って、ピンセットでアルミホイルをルアーに乗せるときに失敗がおきました。
まず、セルロースの薄め液が無かったので、他の塗料のシンナーをルアーの片面に塗ったのですが、塗った面から裏側にシンナーが回ってしまい、塗料を溶かしてしまいました。
また、アルミホイルをなじませた元の位置に正確に乗せることが難しく、乗せてから動かそうとしたらよく動かず、アルミホイルにしわが寄って、それを修復できませんでした。
ならばと、アルミホイルを裏返しに下において、シンナーを塗ったルアーを上から置こうとしましたが、ここでもシンナーが裏に回って手にくっついてきて、上手くアルミホイルの上にルアーを置けません。
何とか一面は上手くいって、ルレットで側線を引いてみましたが、力の強弱が出てしまい、側線に薄いところが出てしまいました。
2個のルアーの側面4つの内、最後に試した面はなかなか上手くできましたが、やっぱり裏側にシンナーが回っているので、これでは裏側を貼るときに塗料の溶けた跡がアルミホイルに出てしまって上手くいかないでしょう。
うーん…なかなかにムズイ…
上手くいったものも、裏側が塗料が溶けて凸凹になっていて、アルミホイルの型どりができませんので、一旦全ての面の凸凹を無くす必要があります。
ということで、今回は良い練習だったと思い、アルミホイルを剥がして下地処理のやり直しをすることにします。
シンナーで接着したアルミホイルを剥がすとき、始めは先の尖ったもので少しずつ剥がしていましたが、これだと塗料も一緒に剥がして跡が残ってしまうので、別な方法を試してみました。
それは、布ガムテープをアルミホイルに貼り付けて剥がすを繰り返し、アルミホイルを剥がしていく方法です。
これだと、塗料にキズを付けること無くアルミホイルを剥がすことができます。
こんな方法は使わなくても良いに超したことはありませんが、リカバリー方法として覚えておくと良いでしょう。
失敗したアルミホイルを剥がすときは、接着剤として塗ったシンナーが完全に乾いてから剥がすようにしましょう。
アルミホイルを剥がしたルアーは、表面の凸凹を紙ヤスリで削って、再度セルロースの原液にドブ漬けします。
これを2回程度繰り返して、失敗する前のルアーにリカバリーできました。
次は、失敗しないようにアルミホイル張りに再挑戦です。
アルミホイルをルアーの形になじませるまでは失敗していないので、前の手順どおり作業を進めます。
失敗したシンナーを塗ってアルミホイルを乗せる手順を、少し見直してみます。
まず、シンナーは接着する面全部に塗っていましたが、それだと裏側に回って塗料を溶かしてしまうので、片面が上手くいっても裏側に凸凹ができてしまいます。
シンナーは裏側に回らない程度に塗って、足りないところは両面貼ってからシンナーを流し込むようにしてみます。
また、アルミホイルをピンセットで持ち上げようとしたときに、端を持つと、結構重くてアルミホイルが変形しましたので、手に粘着テープか何かでくっつけて、ルアーの上にのせるようにしてみようと思います。
何度かシミュレーションをしてみて、いざ本番です。
今週は、今日も明日も、朝時間が取れないので、作業は来週に持ち越しです。
こういう細かい作業は、時間のあるときにやらないと失敗しますから…
つづく
3.11東日本大震災から6年。
偉そうなことは言えませんし、大したこともしていませんが、すべての被害に合われたかたにお見舞いを申し上げます。
絶対に忘れてはならない日…
さて、本日珍しく土曜出勤しています。
仕事では無いのですが、事務所に清掃業者が入るのでその立会です。
週末恒例のルアーメイキングネタですが、今回も今週やった作業のまとめになります。
まずは先週のアルミホイル張りの失敗を振り返ります。
ウロコの模様を付けたアルミホイルをルアーの形に切り取って、ルアーに乗せて布でこすってなじませるところまでは上手くいっていました。
そのあと、薄め液をルアーに塗って、ピンセットでアルミホイルをルアーに乗せるときに失敗がおきました。
まず、セルロースの薄め液が無かったので、他の塗料のシンナーをルアーの片面に塗ったのですが、塗った面から裏側にシンナーが回ってしまい、塗料を溶かしてしまいました。
また、アルミホイルをなじませた元の位置に正確に乗せることが難しく、乗せてから動かそうとしたらよく動かず、アルミホイルにしわが寄って、それを修復できませんでした。
ならばと、アルミホイルを裏返しに下において、シンナーを塗ったルアーを上から置こうとしましたが、ここでもシンナーが裏に回って手にくっついてきて、上手くアルミホイルの上にルアーを置けません。
何とか一面は上手くいって、ルレットで側線を引いてみましたが、力の強弱が出てしまい、側線に薄いところが出てしまいました。
2個のルアーの側面4つの内、最後に試した面はなかなか上手くできましたが、やっぱり裏側にシンナーが回っているので、これでは裏側を貼るときに塗料の溶けた跡がアルミホイルに出てしまって上手くいかないでしょう。
うーん…なかなかにムズイ…
上手くいったものも、裏側が塗料が溶けて凸凹になっていて、アルミホイルの型どりができませんので、一旦全ての面の凸凹を無くす必要があります。
ということで、今回は良い練習だったと思い、アルミホイルを剥がして下地処理のやり直しをすることにします。
シンナーで接着したアルミホイルを剥がすとき、始めは先の尖ったもので少しずつ剥がしていましたが、これだと塗料も一緒に剥がして跡が残ってしまうので、別な方法を試してみました。
それは、布ガムテープをアルミホイルに貼り付けて剥がすを繰り返し、アルミホイルを剥がしていく方法です。
これだと、塗料にキズを付けること無くアルミホイルを剥がすことができます。
こんな方法は使わなくても良いに超したことはありませんが、リカバリー方法として覚えておくと良いでしょう。
失敗したアルミホイルを剥がすときは、接着剤として塗ったシンナーが完全に乾いてから剥がすようにしましょう。
アルミホイルを剥がしたルアーは、表面の凸凹を紙ヤスリで削って、再度セルロースの原液にドブ漬けします。
これを2回程度繰り返して、失敗する前のルアーにリカバリーできました。
次は、失敗しないようにアルミホイル張りに再挑戦です。
アルミホイルをルアーの形になじませるまでは失敗していないので、前の手順どおり作業を進めます。
失敗したシンナーを塗ってアルミホイルを乗せる手順を、少し見直してみます。
まず、シンナーは接着する面全部に塗っていましたが、それだと裏側に回って塗料を溶かしてしまうので、片面が上手くいっても裏側に凸凹ができてしまいます。
シンナーは裏側に回らない程度に塗って、足りないところは両面貼ってからシンナーを流し込むようにしてみます。
また、アルミホイルをピンセットで持ち上げようとしたときに、端を持つと、結構重くてアルミホイルが変形しましたので、手に粘着テープか何かでくっつけて、ルアーの上にのせるようにしてみようと思います。
何度かシミュレーションをしてみて、いざ本番です。
今週は、今日も明日も、朝時間が取れないので、作業は来週に持ち越しです。
こういう細かい作業は、時間のあるときにやらないと失敗しますから…
つづく