ぐだぐだFISHING

今日も季節はずれの雪が降り、まだまだ釣りシーズンが遠いと感じる気候です。

以前に、バンタム200をマグネットブレーキ化しようとして、諦めたことがありましたが、その時に一度調べてみたのが、ネオジム磁石です。

永久磁石よりも磁力が強く、小型で、いろいろな大きさが売っています。

その頃のブログを読み返してみると、ひとつ数百円で買えると書いてあります。

ところがです…



先日、100均でネオジム磁石が売っているのを見つけました。

子供が面白がっていじってたのを見て、「何かに使えるかも？」と思い、買ってきました。

100円（税抜き）で8個入っているということは、1個あたり10数円です。

これなら何かに使えるか、試しに買っても惜しくはありません。

サイズはさすがに種類が少ないので、一番小さいサイズを買いました。

外径6ミリ、厚さ3～4ミリ位でしょうか？

真っ先に思いついた使い道は、ABUウルトラマグXL1の永久磁石と交換することです。



以前もこの永久磁石をネオジム磁石に交換しようと思ったことがあって、今回買ったものもサイズ的にピッタリきそうだったの買ってみたのです。



外径、厚さともに少し小さく、特に厚さはかなり薄いです。

外径も小さくて、マグネットを固定する樹脂製のパーツにはピッタリはまりません。

このサイズを合わせるために、何かいいものがないかホームセンターを探して、ステンレスのワッシャーを買ってきました。



この外径6ミリのバネワッシャーを、たいらにして磁石にくっつけてマスキングテープでも巻けば、ズレにくくなるのではないでしょうか。

早速試してみましたが、ワッシャーが磁石にくっつきません…

ステンレスって磁石にくっつかないんでしたっけ？

それともバネ材だからダメなのでしょうか？

微妙にくっついてはいますが、固定されているとまではいかず、これではマスキングテープを巻いてもすぐに外れてしまいそうです。

それでも何とかならないかと、磁石と樹脂製パーツの裏側にある金属パーツの間に挟んで、磁力でくっつけようとしたら、金属パーツと磁石がくっつく力でワッシャーがはじけてどこかへ飛んで行っちゃいました(ToT)/~~~

これで、この計画も終わりかと思いましたが、金属パーツと磁石がこれだけ強くくっつくなら、樹脂パーツにピッタリはまってなくても磁石は取れないのではないでしょうか。



ものは試しと磁石をセットして組みあげてみましたが、特に磁石ががたつくこともありません。

磁石の厚みが永久磁石よりも足りませんが、磁力が強いので大丈夫かもしれません。



磁石はN極とS極を交互に並べないとブレーキ力が働きませんので、パッケージから出した状態で上側にだけマーキングをしました。

どっちがNかSかはわかりませんが、これで磁石は同じ極に印が付いているので、印があるのとない方向を交互に並べれば良いわけです。



スプールに組み込んで回してみましたが、結構ブレーキが効いているように感じます。

特に、磁石がずれたり、スプールが干渉したりといった不具合はないようですので、これでこのチューンは完成とします。

磁力が増して、ブレーキ力が上がるとどのような効果があるのか…

それは私には良くわかりません…

バックラを恐れずに思いっきりキャストできるとか、メカニカルブレーキを緩めることが出来るので、キャストの初速が増すとかが考えられますが、実際にキャストしてみなければわからないところがです。

結局は、タックルに手を加えたいという自己満足なのです。

しかし、100均のネオジム磁石はいろいろと使い道がありそうですね。