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2016年08月04日

バンタムとファントム

いやー花火大会終わっちゃいましたね。
昨日もすごい迫力で、最初から最後まで楽しめました。


さて。先日のブログで少し触れましたが、ついに買っちゃいましたよ!バンタム200

シマノのバンタムシリーズは、アベイルさんから浅溝スプールなどのカスタムパーツも発売されているので、1台は所有し、カスタムを楽しみたいと思ってたんですよね。

バンタムとファントム
バンタム200

Abu以外のオールドリールで釣りをしてみたいと常々思っていたこともあり、何か良い物が無いか探していたのですが、Abuと違い部品が壊れた時に直せないのがネックになっていました。

今回、オークションで見つけたこのリールは、画像で確認する限りパーミングカップ側のエンブレムもキズが無くきれいで、サイドカップ上部もさほどキズが無いように見えました。

実物を見てみると、小キズはところどころにあるものの、思ったとおり大きなキズは無く醜い感じはありません。

バンタムとファントム

商品説明では、回した感じにシャリ感が出ているとありましたが、実際に回してみるとハンドルがすごく軽い!シャリ感はほとんど無く回りもスムーズです。

クラッチを切ってフリーにしてみると、スプールの回りも良好です。

問題は、部品の欠損ですが、中を開けてみるとブレーキブロックはちゃんと2つあります。
心配していたところはとりあえずOKなので、分解清掃は後回しにします。

バンタムとファントム

ネットで検索していると、パーツリストを画像で提供してくださっている方がいて、ありがたく(無断で)印刷させていただきました。
これで、他のパーツの欠損もチェックできますが、回した感じでは、まあ欠損はないでしょう。

バンタムとファントム

ところで、私が初めて購入したベイトリールは、ダイワのファントムST-5で、小学校6年生のころでした。

忘れもしない当時、定価6000円の2割引で4800円で売られていて、お年玉でロッドと一緒に購入しました。

バンタムとファントム
ファントムST-5

今、このファントムで釣りをすることはありません。なぜなら、Abuのリールと違い、現代の釣りに使えるレベルに無いと思えるからです。

同じ時期にこのバンタムも売られていて、当時のカタログでは確か、このリールでサメをヒットさせてロッドをめちゃくちゃ曲げている写真が掲載されていました。

これを見たときに、バンタムにすごいあこがれを感じましたが、バンタムは売値が倍の10000円位で、お年玉で買うには少し高すぎました。

ベアリングの数だとか、リールの性能だとか、当時は良く知りもしなかったので、同じように銀色で半分の値段で買えるファントムを購入したのです。

ファントムはブレーキ力によって大きさの違う3種類のブロックがついていましたが、買ってすぐに2つを無くしてしまい、一番小さいブロックしか残っていません。

それでも、当時の釣り方では特に不具合も無く、高校卒業くらいまでは現役で使っていたと思います。

ちなみに、ハムさんは同じ頃にバンタム100を購入していましたが、その後左ハンドルユーザーになったこともあり、「タックルボックス」という雑誌の釣り具の売買掲示板に出して売ってしまいました。

同じファントムにSMシリーズがあり、こちらの方が高級モデルでバンタムと同じくらいの値段がしました。

バンタムは高級モデルがシルバーで、廉価モデルはブラック。ファントムはその逆で高級モデルはブラック、廉価モデルがシルバーでした。

当時、バンタムの廉価モデルを買う手もあったのでしょうが、やっぱりシルバーのボディにあこがれがあったのでしょう。

このバンタム200は、Abuのようにフレームにフットナンバーが無いので、製造年を判別することはできませんが、おそらく1980年頃のものだと思います。

「ワンキュッパ」とか言って1980円を前面に打ち出したCMを見かけますが、あたかも1980年の頃の様子として画面に出てくる、いわゆる「ワンレン、ボディコン」のスタイルは、どちらかと言えば1990年頃に近い話で、1980年は不良、ツッパリ全盛の時代だと思うのですが…


関係の無い話はさておき、私が所有するAbu2500Cにも1980年製のものがありますが、Abu2500Cは当時定価35000円で、売値でも30000円近くしたと思いますので、とても小学生の購入する対象にはならなかったのです。

バンタムとファントム

ダイワ、シマノの軽量コンパクトで低価格なベイトリールの登場により、販路を奪われたAbuは、丸形以外のリールの開発を始めましたと、どこかで読んだ気がしますが、これらの国産リールが日本人の多くに指示されたのでしょう。

今、バンタム200を所有してみて、その回転性能に驚かされます。

私の持っているファントムは廉価モデルではありますが、同じファントムから移植したウッドノブのハンドルと、ベアリングが付いています。

しかし、ベアリングが入っているにもかかわらず、回した感じは雲泥の差でバンタムに軍配があがります。

日本のベイトリールの先駆けはダイワで、シマノはその構造を真似したとも言われていますが、Abuが恐れたメイドインジャパンは、バンタムだったのかもしれません。


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