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Posted by naturum at

2017年11月10日

カルコン200DCの不具合調整2

前回、カルコン200DCのハンドルを回すとカチカチと音がする不具合を解消するべく、リールを分解してみました。

ピニオンギアをスプール側に押すバネを少し伸ばしてみましたが、不具合はあまり解消されませんでした。

それではパーミングカップ側からスプールを押す部分に問題があるのでは無いかと思い、分解図と良く見比べてみると注油穴キャップとベアリングの間にあるはずの「座金」というパーツが見あたりません。

なるほど、前のオーナーがキャップを外した時に、このパーツを入れずに組上げてしまったのでしょう。

じゃあ、この100円の座金を取り寄せて付ければ、座金1枚分スプール軸をハンドル側に押すことになるので、ギアが外れにくくなるに違いありません。

では早速、上○屋さんに行って頼んできましょう…

まてよ…



この注油穴キャップの中に入っているパーツは何でしょう?
これが座金というパーツでしょうか?

座金という割には金属ではなく、プラスティックかカーボンのような素材です。

大きさも分解図ではキャップやOリングよりも大きく書かれていますが、キャップの中に収まっています。

そして、もう一つ出てきたドーナツ型の金属は何でしょう?
分解図には載っていませんが?

これがもしかしてOリングですか?
じゃあ、キャップについているゴムは何でしょう?

うーん…

謎が深まるばかりです。

パーツリストの他の部品の名称と比較してみると、キャップについている黒いゴムがOリングなのは間違いなさそうです。

キャップの内側に収まっていた黒いパーツがおそらく座金なのでしょう。(金属じゃないけど)

座金とキャップの間のワッシャーは謎ですが、おそらくスプール軸を押さえる位置の微調整のために入っているパーツなのでしょう。

今回の不具合はこのスプールを押さえる位置が問題と思われますので、座金があるなしにこだわらず、このワッシャーのようなものを足して調整すれば良いのではないでしょうか?

とりあえず、キャップと黒いパーツ(座金)の間にワッシャーを足して、スプール軸をハンドル側に押してやるようにすれば、ギアが外れてカチカチ音が鳴る不具合は解消されそうです。

ということで、手頃なワッシャーを探してみましたが、キャップの内径が4.5㎜程しかないので、それらしいものは見つかりませんでした。

近所のホームセンターにもそのサイズのワッシャーは売っていません。



それならばと、適当な材料を探していたら、手芸用の円形のスパンコールがあったので、それを使ってみることにしました。

ルアーの樹脂アイを自作しようと思ったときに、その台座にしようと思って買っていたものです。

これをキャップの内側に入れてキャップを閉めれば、座金がスパンコールの厚さ分だけ高くなるわけです。



最初はスパンコールを2枚入れてキャップを閉めようとしたら、座金がずれてしまったので、1枚にしてキャップを閉めました。

もう一度リールを組上げて試しにハンドルを回しててみると…

うーん…

微妙にカチカチという症状は直っていません。

原因が他にあるのか、座金の高さがまだ足りないのかはわかりませんが、実釣で不具合が無い範囲だと判断して調整は終わりにします。

実釣で使っていて不具合が出るようであれば、時間をみてもう一度ハンドル側を分解してみて、ピニオンギア回りを組み直したいと思います。



  

Posted by びっくりA at 19:09Comments(0)マイタックル