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Posted by naturum at

2016年05月31日

ザラッチモホーン4

さて、今日もプラスチックサッチモホーン作りの話です。

いよいよカップ部分の削りに入りますが、ルーターを使って削っていくと昨日は書いていましたが、ウチにはルーターなんていう気の利いたものは無いので、電動ドリルに砥石などを付けて削っていきます。

皆さんは絶対マネしないで下さい。



大分良い具合に削れてきましたが、ここで一つ問題が…

カップになる部分を接着して、プラリペアで段差を埋めたのですが、その段差に入れたプラリペアがほとんど削れてしまっています。



画像で分かりずらいですが、赤いラインが仮接着の時に目印にしたラインで、元のブランクの外側に引いたラインです。

プラリペアはこのラインの上から前側に盛って段差を埋めたわけですが、そのほとんどをカップ整形の時に削ってしまいました。

これでは、ほとんど仮接着した接着剤の力でとまっているだけです。

若干不安はありますが、ヒートンを付けて目いっぱい引っ張ってみましたが、壊れはしませんでした。
あとは、衝撃が加わったあとどうなるかですが、実戦で使ってみないとわかりません。

とりあえず、スイムテストのためリグを組んでみました。

リグ を組むまえに、ネジ穴を少し広げておきます。



ヘドンの場合、フックを付けるリグはステンレスですが、ネジは鉄製のためそのままだと錆びてしまいます。

で、ネジは「日本の部品屋」のタッピングネジに交換するのですが、このネジが若干太いのです。



そのまま使うと、ブランクが割れてしまうので、穴を広げる必要があるのです。

リグを組み終わったところで、重さを測って見ます。

ここで二つ目の問題が…

な、なんと!オリジナルよりも10グラムも重い…


13グラム


23グラム

サッチモホーンのキビキビアクションは、この軽さにあるのでしょう。
バルサボディ恐るべし…

さすがに10グラムも違ったら同じようなアクションはでないでしょうと、お風呂でスイムテストしてみます。

浮き方の違いはこんな感じ。



完全にタテ浮きです。

アクションはポップRに近い感じで、これはこれで使えそうですが、私が目指していたのはこれではないのです。

ソリザラはスウェーバックザラですから、オリザラよりもテールのオモリが重いのかもしれません。

とりあえずこのまま使うか、テールのオモリを軽 いものに取り替えてみるか。

あなたならどうします?



  

Posted by びっくりA at 06:36Comments(0)ハンドメイドルアーメイキング

2016年05月30日

ザラッチモホーン3

プラスチックサッチモホーン作りの続きです。

切り取ったクビの部分を逆さにして、接着剤で仮止めしたあと 、接着部分とカップになる部分のすき間を埋めていきます。

すき間を埋めるのに使ったのはこれ!



プラリペア

ハムさんにカー用品店に売ってるやつで、粉に液体混ぜるとプラスチックになるやつ、と教えてもらってたので、多分ハムさんもこれを使ったと思います。

ネットで見てもルアーの補修に使っているから、これで間違いないでしょう。

ネットの動画で、使い方を説明していますので、ニードル法を使ってすき間を埋めていきます。

液体のフタを開けると、強烈な匂い。まるで歯医者の詰め物をするときの接着剤の匂いがします。

動画では、粉に2、3滴液体をたらして玉を作っていますが、それだとルアーには多すぎなので、1滴で玉を作ってすき間につけます。

玉をのせたら、液体を多めにたらして、玉をドロッとさせてすき間を埋めるようにすると上手くいきます。



夢中で作業をしていらるので、やっている途中の画像はありません。

カップの部分は少し多めに埋めないとダメですが、これも一度でいっぱい盛らず、2、3回に分けて盛ると上手くいくようです。

あらかじめ開けていたヒートンの穴を見失わないように、針金を刺しておいてその上から埋めていきました。


すき間を埋め終わったら、半日位置いてから削っていきます。

削った感じも匂いもプラスチックそのもので、匂いはアクリルに近い感じがします。

接着部分ギリギリまでブランクをけずり、棒ヤスリで平らに仕上げます。



あとはルーターを使ってカップを削っていきますが、これは時間がかかりそうですので、あせらずに作業したいと思います。


  

Posted by びっくりA at 06:39Comments(0)ハンドメイドルアーメイキング

2016年05月28日

お買い物

久しぶりにナチュラムでお買い物をしたものを紹介します。



まずはロングノーズプライヤー

スミス(SMITH LTD) ステンレスフィッシングプライヤー



ライギョにルアーをのまれた時に、ガウじいさんからお借りして助かったので買ってみました。
新家さんのライギョビデオでは、素手で口を開けて素手でルアー外し たので、要らないモノだと思ってましたが、さすがに自分の手をケガするのはいやですから…

次は、シルバースレッドのトップウォーターPE40lb。

ユニチカ(UNITIKA) シルバースレッドPEトップウォーターゲーム



今年から40lbに上げてみましたが、飛距離も問題なく、ハリもあって使いやすかったので。
その上、150メートルでこの値段はあり得ないので2つ購入。

そして、もう一つはダイワの一番安いスピニングリール。

ダイワ(Daiwa) 16ジョイナス 3000



防波堤でのアジのサビキ釣り用に。ライン付きでこの値段なら多少のことはガマン出来ます。

海のサビキ釣りはリールの性能はあまり関係ありませんし、どうせすぐにサビますから消耗品です。

明日は子供の柔道の強化練習で、また釣りはおあずけです。

子供も海釣りに連れて行ってほしがってますが、なかなかヒマができません。

これからはキスが釣れるので、海釣りも行きたいですね。
  

Posted by びっくりA at 21:27Comments(0)その他マイタックル

2016年05月28日

ダム湖のバス

今日はガウじいさんに誘われて、少し遠くのダム湖へ行きました。

朝、4時から8時までの短時間釣行です。

3時15分にインターの出口で待ち合わせしたが、なんと、手前のパーキングのトイレではち合わせ!
なんという偶然でしょう。

そのまま2台連なってダム湖へ向かいます。

まだ、薄暗い4時前にフローターで入水して、対岸に渡り釣り始めます。

すぐに、スタンピースピンターンに31センチ!


まだ真っ暗です。

ガウじいさんにトップを変わって、この時点ではまだ余裕がありました。

ガウじいさんに何度かバイトがあるも乗らず、バイトが無いことに少し焦りが出始める。

薄暗い時間が終わり、明るくなってきて、だんだん釣れない気になってきます。

焦らずやろうと思い直し、じっくりルアーを動かすと、自作ポッパーに29センチ!



このポッパーは、サッチモホーンを真似して作ったものですが、バルキーサッチモの太さで長さはオリジナルと同じにした、少しファットなポッパーです。


重さもオリジナルとほぼ同じため、高浮力のキビキビしたアクションがでます。

明るくなってからもぽつぽつバイトはあるが、小バスなのでノリません。

そんな中3匹目、スマートアレックでアジクラス!


続けてスマートアレックで34センチ!



この時点で開始1時間30分位。

ガウじいさんにもソコソコバイトと、大きくは無いけどバスが釣れてます。

バイトが続かなくなり、奥のシャローで折り返して反対側を攻めて戻ります。

日が昇るにつれ、バイトが遠くなり、あっても小バスで乗らない時間が続きます。

木の切り株の脇でサンガースティックのダイブ&ポーズで34センチ!



この時、7時ちょうど!

このバスがラストとなり、エントリー場所まで戻って終了としました。

大きいサイズは出なかったけど、久しぶりにバスが釣れたし、ソコソコバイトもあって飽きなかったので満足しました。

ガウじいさん、お付き合いありがとございました!

今回、Abu2500Cにこの前買ったマグネットブレーキを付けてみましたが、ブレーキの効きはかなり強く、全てのマグネットを付けていると、ブレーキ掛かりすぎな感じがしました。

次は、マグネットをひとつ減らして試してみたいと思います。

タックルデータ:
ロッド :チームダイワS 581MLRB-S(フルリメイク スピードスティック風)
リール:Abu2500C マグネットブレーキ
ライン:シルバースレッドPE30lb
リーダー:フロロカーボンハリス6号



  

Posted by びっくりA at 11:09Comments(0)釣行記

2016年05月27日

ザラッチモホーン2

毎回似たような画像ですが、プラスチックサッチモホーン(ザラッチモホーン)作りの話です。

ソリザラのクビの部分を切り取り、クラックの補修と、カップになる部分の仮接着をしました。

使った接着剤はこれ!



プラモデル専用のABS樹脂用の接着剤です。

これをクラックの部分に染み込ませるように、表、裏両方から塗って接着しました。



接着剤が乾くまでクラックを閉じるように、マスキングテープで固定しました。

カップになる部分は、まずヒートンの穴埋めのため、切り取ったブランクを少し削って穴埋め用の部品を作って接着します。

接着部分の両側に接着剤を付けて接着し、乾くまでマスキングテープで固定します。



作りついでで もう一つ、リペイントで気に入らない色のオリザラがあったので、削って色を落として見ました。





改造するには、ブランクが透明のものがいいですね。中の構造が分かりやすいし、ヒートンの穴もどこまで開けたらいいかわかるから。


明日は久しぶりにガウじいさんから釣りのお誘いをいただいてますので、どこかバス釣りに行こうと思います。

子供たちの廃品回収があるからゆっくりもしてられませんが…

  

Posted by びっくりA at 08:45Comments(0)ハンドメイドルアーメイキング

2016年05月25日

代表落選

昨日、上の子が柔道の団体戦メンバー入りをかけ た試合をした。

2分間で決着がつかず、1分延長して戦ったがポイントの差は付かなかった。

試合を見ていた指導者の判断で、判定により負けて、最後の代表には選ばれ無かった。

残念ながらこの先は補欠か、大会によってはBチームで出ることになる。

体格でも劣り、相手は左利きで、総合力から見ても妥当なところでしょう。

ただ、代表を決める試合なのにもう少しがむしゃらにやってもらいたかった。必死さが伝わってこなったのは残念だった。

これを機会に、代表に選ばなかったことを後悔させるくらいの強さになってほしいものですが…



ザラッチモホーン作りの続きですが、逆さにして付けるヘッド部分を切断したところに合わせて長さを調整して見ました。



下のほうは若干切りすぎた感じですが、接着と同時に肉盛りをするので、まあいいでしょう。

まずは、亀裂の入った部分をくっつける接着剤と、カップになる部分の接着剤を買わないとです。
  

Posted by びっくりA at 06:38Comments(0)その他ルアーメイキング

2016年05月24日

プラスチックサッチモホーン

私の好きなルアーのひとつに、ガウラクラフトのサッチモホーンがありますが、ご存知のとおりバルサ製であるために壊れやすいのが欠点です。

まあ、バルサ製のおかげであのアクションが出せるのかも知れませんが、岩にぶつけたり、ライギョに襲われたりと、年間1つ位はダメにしてしまいます。

毎年新しいものが発売されていますが、安いものではないので、壊れにくいプラスチック製のものがないかなと思います。

ガウラさんで出してくれれば良いのですが、インジェクションのルアーを発売した途端に廃業したメーカーもありますので、おそらくはやらないでしょう。


チャガースプークでも良いのですが、もう少しボリュームとウエイトが欲しいところです。

ハムさんがオリザラからサッチモ風のを作っていたので、マネして作ってみることにしました。

丁度、リペイントしたけどリグを組む時にヒビが入って放置してあったソリザラのブランクがあるので、それを使います。


ソリザラ



オリザラではないですが、まあいいでしょう。

サンドペーパーで表面の塗装を落としていきます。



80番の布製のものを使います。



あらかた塗装が剥げたら、耐水ペーパーで仕上げます。

リペイントの時に一度塗装を剥がしているので、なるべく本体を削らないようにしました。



耐水ペーパーは240番を使います。後で塗装をしますので、ツルツルに仕上げる必要はありません。

ここまで作業時間10分位です。

本物と合わせてカットするラインを引きます。



本物より若干大きめにした方が、浮力が本物に近くなりそうな気がします。



糸ノコでカットしました。最初に引いたラインとは関係ない所をカットしていますが、まあ、目印ということで、あとは感覚で切っていきます。

この後切り取ったヘッドの部分を、逆さにくっつけてカップを作るのですが、接着剤はカー用品店に売っているプラスチック用のものがいいらしいので、買ってきてから作業を再開します。

改造は自己責任でね。

しかし、魚がなかなか出て来ない釣りブログですね。


  

Posted by びっくりA at 06:47Comments(0)ハンドメイドルアーメイキング

2016年05月22日

自作スペーサー

Abu2500Cマグネットブレーキの話をしたときに、遠心ブレーキのパーツに変わってスプールの位置出しが出来る物があれば、ハンドル側にブレーキをつけられて、取り外しも少し楽になるかもということを書きました。

パーミングカップ側はスプールの位置出しにスプリングが入っていますが、このパーツでも良いですが、バネが縮んだ時にスプールとマグネットブレーキが干渉するかもしれません。

ちょっと考えてみたのですが、遠心ブレーキのパーツで、ワイヤーが入っている部分に亀裂の入ったパーツがあったので、これを加工してスペーサーを自作してみることにします。



画像の中心部分だけあれば、スプールの位置出しが出来るので、余分な部分をカットします。

中心にカッターを入れようとして考える…
中心から外側に向かってすき間があいています。このまま中心で切り離すと、パーツが2つに分かれてしまいます。

といことで、一 番外側の出っ張りだけを切り離しました。



これをスプールの軸に戻せば完成です。
残したプラスチックの部分が、マグネットブレーキと干渉しないかな?と思いながらパーツを押し込んでいくと…

急に抵抗が軽くなる…

な、なんと、すき間の部分から外側に亀裂が入って、パーツが二つに裂けてしまいました…



はい、死亡!


諦めて普通に使おうと思ったけど、別な方法を考えてみます。

ようは、スプールの軸にあう穴で、外側がベアリングよりも小さいものなら良いわけです。

使えそうなものを探してみて、候補を2つ。



左はコンクリートにビスを打つ時に使うもの、右は金属製の棚か何かの足に付けるゴムみたいな物です。

プラスチックの知識はそんなにないですが、材質はアクリルみたいに硬いものよりは、塩ビみたいに粘りがあり、やわらかいもののほうが良い気がします。

ということで、左の物から試してみます。

元のパーツが厚さ4ミリでしたので、同じくらいの厚さに切ってヤスリで厚さを調整します。

出来上がったスペーサーを押し込んで、リールの回りかたをチェックします。

特に回りかたに異常は無いように思います。

今度は、ハンドル側にマグネットブレーキを付けて見ます。



マグネットブレーキとの干渉は無いようですが、しっかりブレーキは効いているようです。

これで実際に使ってみて、不具合が無ければ成功です。

スプールの片側に出っ張りがある物でも使えるようになります。




ハムさんみたいにスプールを削らなくてもすみます。

アベイルのマイクロキャストスプールについている、スペーサーでも代用出来るかもしれませんが、それだけ売ってくれるのかな?

あ、言い忘れましたが、改造は自己責任でお願いします。







  

Posted by びっくりA at 09:11Comments(0)ハンドメイドマイタックル

2016年05月21日

草取り

今日は子供たちの運動会なので、釣りには行けません。

朝6時から家の回りの草取りをしました。



ビフォアー

庭と言うほど、広くもきれいでもないですが、雑草は一人前に生えてきます。

ウッドデッキが無かったらもっと大変なことになってますな。



アフター

1時間位やってやっと8割位。

残りは運動会に行かないと行けないのでまた今度。



晴天の中子供たちは頑張っていました。

明日は公園の草取りで、また釣りはおあずけ…

公園が終わったら、庭の草取りの続きでもしますか。  

Posted by びっくりA at 16:29Comments(0)その他

2016年05月19日

オールドAbuの見分け方

2500Cの話をしたら、Abuのことをもう少し書きたくなったので、またお付き合い願います。

ここで紹介することは他からの受け売りの知識で、私が実際に調べたことではありませんので、内容についてなんら保証はできません。

保証できる内容のものはもっと詳しく書かれている人がおられますので、そちらにお任せするとして、私が思っていることを書いているとして読んでいただければと思います。

Abuのリールのどこまでがオールドなのかという定義も様々ですので、ここでは1985年位までのものとして話をすすめます。

前にも少し書きましたが、私はAbuのリールをコレクションとして集めているわけではありません。

あくまで、古き良き時代のリールを、愛着を持って使いたくて購入しているのです。

ですから、コレクターが好んで購入するレアモデルや、オークションで高値で取引されるようなものの知識はまったくありません。

私は良く○リー○ットでいいものが売って無いかチェックしていますが、○リー○ットには商品の詳細な部分まで書かれていないので、掲載されている画像により商品を判断する必要があります。

ベイトリールであれば、リールフットのフットナンバーが書かれているか、画像に写っていれば年代を推測できます。

フットナンバーの持つ意味については、他の人の詳しい解説をごらんいただくとして、だいたい頭の2桁が年代を示していることが多いです。

リールの種類によりその年代が推測できるものもありますが、2500Cなど同じ形のものを何十年も作っている場合は、年代が推測しにくいのです。

ここで、2500Cを例に取ってオールドAbuの見分け方を説明すると、一番わかりやすいのは、ハンドル側カップに貼られている代理店のステッカーです。

代理店のステッカーとは、ハイスピードステッカーよりも一回り小さい丸形のステッカーのことで、日本で発売されたAbuにはこれが必ず貼られていたようです。


画像左がオールドAbu

青地に銀または、黒字に金の「EF」ステッカーが貼ってあれば、これは「エビスフィッシング」が代理店であったことを示すものです。

エビスフィッシングがAbuの代理店をしていたのは1970年頃から89年頃までと言われていますので、この「EF」ステッカーが貼ってあれば、まずオールドアブで間違いないでしょう。

このステッカーを偽造することは考えにくいですし、もし偽造されたものを貼って、売ろうとしているのであれば不当に高い値段になっているでしょう。

また、パーミングカップ側の型番が刻印ではなく、ステッカーのものもオールド物です。



Abuは、同じパーツを2500Cと1500C、5500Cと4500C、のように共有して使えるようにしてありますので、それぞれ型番を刻印をするよりは、ステッカーにしたほうが安上がりだったのかもしれません。

しかしこのステッカーは、ステッカーだけで売られていますので、意図的に貼られてオールドに見せかけたものがあるかもしれないので、注意が必要です。

また、2500Cはこの型番のステッカーの代わりに、ブロンズ風の型番を浮き彫りにした金属製のプレートが貼られたモデルがあります。

オールドの最後期に発売されたモデルで、85年頃のものです。

このプレートは接着してあるだけなので、良く外れたものが売られていることがあります。

オールドっちゃオールドなんですが、何だか間抜けな感じがします。

この手の物には、型番のステッカーを貼るのはアリかなと思います。

Abu2500Cは1975年から製造されたようですが、私が持っている2500Cは1980年製が最も古い物ですので、それ以前のものは詳しい知識がありません。

最初に中古の釣具屋で購入した1980年製の2500Cは、エビスフィッシングのリール袋が付いて5000円で売られていました。

その後、別の中古屋で程度のいい2500Cを見つけて購入しましたが、付属品は全くなしで6000円でした。

30数年前のリールですから、余程程度が良くて、箱などの付属品がそろっているものでなければ、せいぜい6、7千円が相場ではないかなと思います。

買ってきてから中身を確認すると、結構パーツがいかれているものもありますので、それの交換や、ハンドルなどの社外パーツを購入すると、あっという間にリール本体の値段を超えてかかってしまいます。

ですから、オールドAbuを実釣で使おうと思ったら、なるべく程度の良い物を、より安く購入できるのがベストなのです。

箱付きのMintコンディションのものは、もったいなくて実釣には使えませんので…

話が横にそれましたが、代理店のステッカーで黒字に金で「OA」のステッカーはオリムピック(マミヤOP)が代理店だった頃のものになります。

オリムピックはエビスフィッシングの後にAbuの代理店になりましたので、1990頃からのリールであることになります。

1990年といえば今から26年前ですので、十分オールドと言えそうですが、ここではオールドAbuには入れません。

ちなみにマミヤOPの次の代理店はピュアフィッシングジャパンですが、代理店ステッカーはありません。現在もここが代理店をしているのでしょうか?

で、「EF」ステッカーがリールに貼ってあるのが画像で見えれば、オールドAbuで間違いありません。

機種によってはハンドルに「EF」ステッカーが貼られているものがありますが、2500Cは間違いなくハンドル側カップに貼られています。

では、「EF」ステッカーが無いものはオールドAbuではないのかというとそうでもなく、オールドタックルの輸入物や、購入した人がステッカーを剥がしてしまう場合もあります。

では代理店ステッカーが無いものはどうやって年代を推測すれば良いのでしょう?
私は次に、リールフットを見て判断します。

フットナンバーで年代が判断できる話をしましたが、フットナンバーが画像で読み取れなくても、リールフットの形状が写っていればオールドかどうか判断がつきます。

それは、リールフットを裏側から見て、フレームとの接合部分がへこんでいるものは、オールドでは無く、へこみが無いものはオールド物と判断ができます。



これも、フレームごと変えられていれば元も子もないのですが、2500Cであればリールフットはエンボス加工で、溶接部分にへこみが無いのがオールド物になります。

もし、リールフットの画像も無かったらどうやって見分けるかというと、ここまで来たら○リー○ットに電話してフットナンバーを聞け!って感じですが、そうしている間に良い品物だと売り切れになることがあります。

なるべく画像で判断してバスケットに入れられればベストです。

○リー○ットの相場を見ていると、2500Cはオールドでもそれ以外でもだいたい10000円以上します。

先ほど書いた私の思う相場よりも高いので、2500Cを購入したことはありませんが、ここに書いたオールド物の見分け方で、他の機種のオールドAbuを安い値段で購入できたことはあります。

話を戻しますが、もう一つのオールドAbuの見分け方は、レベルワインダーの線の数です。

2500Cの場合になりますが、レベルワインダーの前面についているラインが太く、9本なのがオールドものです。



オールドでない物はラインが細く、15本くらいあります。


画像は1500C

他の機種はラインが無いものや形状が丸い物などもありますが、2500Cは9本ラインレベルワインダーがオールド物の証拠です。

数年前に、Abuから復刻の2500Cが発売されました。
サンセットオレンジとブラックとシルバーの3色で、70年代の2500Cを復刻した物として発売されましたが、この復刻版のレベルワインダーは9本ラインでは無く、15本ラインのものでした。

ここは、こだわって作ってほしかったなと思います。

この復刻版が発売されたおかげで、2500Cのパーツが釣具屋から取り寄せで入手しやすくなりました。

もし、中古で購入してパーツに不具合があっても、○州屋でパーツを注文できますので、気軽にオールドタックルが楽しめると思います。

2500Cは基本的に何もいじらなくても、十分現代の釣りに対応できるレベルだと思っています。

みなさんも安くて良いオールドタックルを見つけて、楽しんではいかがでしょうか。  

Posted by びっくりA at 18:56Comments(0)マイタックル