2017年11月27日
ハンドメイドミノーのエラ貼り
昨日も大雨警報が出て結構な雨が降っていましたが、これが雪だったらと思うとぞっとしますね。
結局昨日も外の仕事を片付けられず、ハンドメイドを進めていました。
ウロコ模様のアルミテープを貼って、ウレタンどぶ漬け1回目が終わったら、エラの部分のアルミテープを貼っていきます。

型紙に合わせてアルミテープに墨線を引き、2枚を裏表に合わせてハサミで切り取ります。
顔の模様を書いたら、台紙を剥がしてルアーに貼ります。

一度貼ってみましたが、エラが大き過ぎたので、もう一度やり直すことにしました。
アルミテープは厚手のものを使いましたが、やっぱり厚手のものの方が、台紙を剥がした時にシワになりにくく、貼りやすいです。
それでも、アルミテープの粘着力が強いので、一度貼ったら位置はずらせないので、慎重に位置決めをしてから貼る必要があります。
2回目に挑戦しようと思って、ふと、あるアイデアを思いついたのでそれを実行してみます。

アルミテープの台紙を剥がしたら、燃料用のアルコールを1滴たらして、アルミテープの粘着力を下げてからルアーに乗せることです。
こうすることにより、一発で位置決めが上手くいかなくても、アルミテープをずらすことができるのです。
アルコールが蒸発すれば、元どおりの粘着力が出るのでしっかりとくっつきます。

アルミテープをルアーに置いて、指で押さえながらルアーのアールにアルミテープを合わせていきます。
ある程度アールに沿った形がついたら、位置を決めてアルミテープの粘着力が戻るのを待ちます。
アルミテープがくっつきだしたら、真ん中から端へシワをよせながら貼っていきます。

ルアーの上下に出来たシワは、千枚通しなどの金属部分で擦ってやると、ある程度のシワは消すことが出来ます。

どうでしょう?
なかなか上手く貼れたんじゃないでしょうか?
最初の計画では、目はポッティングによるペイントアイにするつもりでしたが、エラ貼りが上手くいったので、よりリアルミノーっぽくしたくなりました。

アイになる部分のアルミテープを、下地を残してポンチで抜きます。
目はオーロラシートを同じポンチで抜いて、作ることにします。

反対側も上下左右のバランスを見ながら、ペンで位置を決めてからポンチでアルミテープを抜いていきます。
このあと、何度かウレタンどぶ漬けを繰り返してから塗装に移ります。
結局昨日も外の仕事を片付けられず、ハンドメイドを進めていました。
ウロコ模様のアルミテープを貼って、ウレタンどぶ漬け1回目が終わったら、エラの部分のアルミテープを貼っていきます。

型紙に合わせてアルミテープに墨線を引き、2枚を裏表に合わせてハサミで切り取ります。
顔の模様を書いたら、台紙を剥がしてルアーに貼ります。

一度貼ってみましたが、エラが大き過ぎたので、もう一度やり直すことにしました。
アルミテープは厚手のものを使いましたが、やっぱり厚手のものの方が、台紙を剥がした時にシワになりにくく、貼りやすいです。
それでも、アルミテープの粘着力が強いので、一度貼ったら位置はずらせないので、慎重に位置決めをしてから貼る必要があります。
2回目に挑戦しようと思って、ふと、あるアイデアを思いついたのでそれを実行してみます。

アルミテープの台紙を剥がしたら、燃料用のアルコールを1滴たらして、アルミテープの粘着力を下げてからルアーに乗せることです。
こうすることにより、一発で位置決めが上手くいかなくても、アルミテープをずらすことができるのです。
アルコールが蒸発すれば、元どおりの粘着力が出るのでしっかりとくっつきます。

アルミテープをルアーに置いて、指で押さえながらルアーのアールにアルミテープを合わせていきます。
ある程度アールに沿った形がついたら、位置を決めてアルミテープの粘着力が戻るのを待ちます。
アルミテープがくっつきだしたら、真ん中から端へシワをよせながら貼っていきます。

ルアーの上下に出来たシワは、千枚通しなどの金属部分で擦ってやると、ある程度のシワは消すことが出来ます。

どうでしょう?
なかなか上手く貼れたんじゃないでしょうか?
最初の計画では、目はポッティングによるペイントアイにするつもりでしたが、エラ貼りが上手くいったので、よりリアルミノーっぽくしたくなりました。

アイになる部分のアルミテープを、下地を残してポンチで抜きます。
目はオーロラシートを同じポンチで抜いて、作ることにします。

反対側も上下左右のバランスを見ながら、ペンで位置を決めてからポンチでアルミテープを抜いていきます。
このあと、何度かウレタンどぶ漬けを繰り返してから塗装に移ります。
2017年11月25日
アルミテープでウロコ模様
本日、朝から土砂降りで、時折アラレも降っています。
冬囲いもしたいのですが、外仕事をする日がなかなかありません。
そんな週末の恒例、ハンドメイドネタです。
来シーズン用に作り始めたルアー4個も、セルロースセメントでの下地処理が終わり、1液ウレタンの下地処理に移りました。
1回目のウレタンどぶ漬けのあと、カン○スターとミノーはアルミ貼りをしました。
以前のミノーメイキングの記事の時は、昔ながらのアルミホイルをセルロースセメントで接着するやり方を紹介していますが、今はアルミテープを貼るのが主流のようですので、私も挑戦してみることにします。
今までとやり方が違うので、勝手が分からず色々と試行錯誤をして、何度も失敗しましたが、上手く出来た方法だけを紹介しようと思います。

まず、アルミテープはホームセンターに売っている厚手のものと、100均で売っているものを用意しました。
他の方のやり方をみていると、多くの方が厚手のものの方が貼りやすいと紹介しています。
確かに厚手のものはシワになりにくく、貼りやすいのですが、ルアー上下のアールがある部分にシワがたまると、かなりの段差が出来てしまいます。
また、厚すぎてウロコ模様が付けづらいことや、ルアー自体が重くなることも懸念されるので、私は薄手のものを使うことにしました。
厚手のものはエラを貼り付ける時に使おうと思います。

続いてウロコ模様を付ける方法ですが、今まではヤスリにアルミホイルをこすりつけていました。
片面の模様を付けたら、アルミホイルを裏返して模様が交差するようにしてウロコ模様を表現していました。
しかし、アルミテープの場合は台紙があるので、台紙の無い方からしか模様をつけられないため、ヤスリでは交差する模様がつけられません。
そこで、色々と他の人のやり方を見てみると、ボルトのネジ山で模様を付ける方法が紹介されていました。

私も早速ホームセンターで全ネジのボルトを2種類買ってきて、試してみることにしました。
最初はなかなか上手く出来ずに、何度かやり直しましたが、やっと自分なりのやり方を見つけました。

そのやり方のコツとは、まずはアルミテープの下にゴムシートを敷くこと。
これは、平な木の板の上でやっても、どうしても模様が付くとこと付かないところが出来てしまったので、硬いものよりは、柔らかいものの上でやった方が良いと思ったからです。

もう一つは、ボルトを上から押さえる時に板を使うということです。
手だけで押して模様をつけようとしても、どうしても力が均一に掛からないので、模様にムラが出来るからです。

模様の付け方として他に紹介されていたのは、ファイルなどの表紙に使われている、スジ入りのプラスチックに押し付けるやり方です。
こちらの方法は、ヤスリを使った付け方と同じように、アルミテープをプラスチックに当てて、台紙側から定規などでこすって模様を付けます。
ここでも、厚手のアルミテープでは線が太くなってしまうので、薄手のアルミテープの方が上手くいきました。

ウロコ模様をアルミテープに付けたら、ルアーを作った時の型紙を使って、アルミテープに墨線を入れて切り取ります。
墨線は型紙よりもひとまわり大きく引きます。

後は台紙を剥がしてルアーにアルミテープを貼るだけですが、一気に台紙を全部剥がしてしまうと、アルミテープが丸まってくっついてしまいます。
こうなったら、もう元に戻してルアーに貼ることはできませんので、アルミテープに模様を付けるところからやり直して下さい。

アルミテープの頭の部分を台紙から剥がして位置を調整して、頭の部分を貼り付けます。
頭の部分は少しくらいはシワがよっても後で隠せるので、何度かやり直して正確に位置を決めます。
台紙を剥がしながら、まずはルアーの真ん中を一筋貼り付けていきます。
上下にシワを持って行くように、全体にアルミテープを貼っていきます。
側線をルレットで付けたら完成です。
エラの部分を貼る前に、ウレタンに一度どぶ漬けします。
冬囲いもしたいのですが、外仕事をする日がなかなかありません。
そんな週末の恒例、ハンドメイドネタです。
来シーズン用に作り始めたルアー4個も、セルロースセメントでの下地処理が終わり、1液ウレタンの下地処理に移りました。
1回目のウレタンどぶ漬けのあと、カン○スターとミノーはアルミ貼りをしました。
以前のミノーメイキングの記事の時は、昔ながらのアルミホイルをセルロースセメントで接着するやり方を紹介していますが、今はアルミテープを貼るのが主流のようですので、私も挑戦してみることにします。
今までとやり方が違うので、勝手が分からず色々と試行錯誤をして、何度も失敗しましたが、上手く出来た方法だけを紹介しようと思います。

まず、アルミテープはホームセンターに売っている厚手のものと、100均で売っているものを用意しました。
他の方のやり方をみていると、多くの方が厚手のものの方が貼りやすいと紹介しています。
確かに厚手のものはシワになりにくく、貼りやすいのですが、ルアー上下のアールがある部分にシワがたまると、かなりの段差が出来てしまいます。
また、厚すぎてウロコ模様が付けづらいことや、ルアー自体が重くなることも懸念されるので、私は薄手のものを使うことにしました。
厚手のものはエラを貼り付ける時に使おうと思います。

続いてウロコ模様を付ける方法ですが、今まではヤスリにアルミホイルをこすりつけていました。
片面の模様を付けたら、アルミホイルを裏返して模様が交差するようにしてウロコ模様を表現していました。
しかし、アルミテープの場合は台紙があるので、台紙の無い方からしか模様をつけられないため、ヤスリでは交差する模様がつけられません。
そこで、色々と他の人のやり方を見てみると、ボルトのネジ山で模様を付ける方法が紹介されていました。

私も早速ホームセンターで全ネジのボルトを2種類買ってきて、試してみることにしました。
最初はなかなか上手く出来ずに、何度かやり直しましたが、やっと自分なりのやり方を見つけました。

そのやり方のコツとは、まずはアルミテープの下にゴムシートを敷くこと。
これは、平な木の板の上でやっても、どうしても模様が付くとこと付かないところが出来てしまったので、硬いものよりは、柔らかいものの上でやった方が良いと思ったからです。

もう一つは、ボルトを上から押さえる時に板を使うということです。
手だけで押して模様をつけようとしても、どうしても力が均一に掛からないので、模様にムラが出来るからです。

模様の付け方として他に紹介されていたのは、ファイルなどの表紙に使われている、スジ入りのプラスチックに押し付けるやり方です。
こちらの方法は、ヤスリを使った付け方と同じように、アルミテープをプラスチックに当てて、台紙側から定規などでこすって模様を付けます。
ここでも、厚手のアルミテープでは線が太くなってしまうので、薄手のアルミテープの方が上手くいきました。

ウロコ模様をアルミテープに付けたら、ルアーを作った時の型紙を使って、アルミテープに墨線を入れて切り取ります。
墨線は型紙よりもひとまわり大きく引きます。

後は台紙を剥がしてルアーにアルミテープを貼るだけですが、一気に台紙を全部剥がしてしまうと、アルミテープが丸まってくっついてしまいます。
こうなったら、もう元に戻してルアーに貼ることはできませんので、アルミテープに模様を付けるところからやり直して下さい。

アルミテープの頭の部分を台紙から剥がして位置を調整して、頭の部分を貼り付けます。
頭の部分は少しくらいはシワがよっても後で隠せるので、何度かやり直して正確に位置を決めます。
台紙を剥がしながら、まずはルアーの真ん中を一筋貼り付けていきます。
上下にシワを持って行くように、全体にアルミテープを貼っていきます。
側線をルレットで付けたら完成です。
エラの部分を貼る前に、ウレタンに一度どぶ漬けします。
2017年11月24日
冬の準備
みなさんはブラックフライデーって知ってますか?
私は良く知りませんが、アメリカで歳末セールが一斉に始まる日で、消費が一気に高まるとか…
日本でも最近これを真似したセールが始まりましたが、この時期は物欲が高まる時期なのでしょうか?
釣りのオフシーズンに入るこの時期は、私もご多分に漏れず物欲全開の時期になります。
そして… 今回購入したのがこちらです!

スノーボード一式!
私のものでは無いですが、上の子が大きくなったので一式買い揃えました。
去年の同じ時期のブログで、子供用のビンディングとブーツを買ったことを紹介しましたが、あれから1年で子供が大きく成長し、ブーツが入らなくなったのです。
去年まで23センチだった足のサイズが、25センチまで大きくなり、そのサイズのブーツにするとビンディングのサイズも変えないとダメなのです。
ボードはもともと少し短いものだったので、今年は長いサイズを買ってあげようと思ってましたが、ブーツとビンディングは去年のが使えると思っていたのに…
完全に想定外です…
ボードだけのつもりだったのを、一式揃えるとなると予算が大幅に変わるので、なるべく安いものをネットや店を回って必死に探しました。
ビンディングは近くのスポーツ用品店で購入しましたが、後はR天市場で購入しました。
ビンディングはカスタムの去年モデル。
ブーツはモトの15年モデルだったかな?
そしてボードはソーシャルの14モデルで、レディースです。
全て15000円前後の値段で、一式で50000円掛かっていません。
いい買い物をしたなぁと、自画自賛でしたが…

ボードのデザインを見た息子が、「無理、無理、無理… 絶対無理!」と…
話を聞くと、丸が沢山並んだデザインが、生理的に受け付け無いとか。
見てるだけで鳥肌が立つのだそうで…
そういえば、奥さんも同じことを言っていたので、遺伝なのでしょうか?
仕方なく返品するかとも思いましたが、送料も掛かるし、手間も掛かるし…
「色塗れば?」と奥さんに言われて、得意の塗装で塗り替えようかとも思いましたが…
待てよ…
さすがに新品をいきなり塗装するのは躊躇します。
となれば…
ステッカーでデザインを少しカバーするしかないかな。
ということで、ステッカーを買おうと思いましたが、これが結構な値段なんですよね。
ならばと、自分でカッティングシートを作ってしまおうと思いました。

まずはバートンのマークをパソコンから読み込み、画像を加工して印刷します。
このくらい単純な形なら、自分で十分作れそうです。
反転で印刷しているのはわざとです。
あ、言い忘れましたが、これはあくまで自分のボードに貼るためにやっていますので、ぱちもん作って売ろうとしているわけではありません。
続けます。

以前、カローラフィールダーのエンブレムを直そうと買っていた、シルバーのカッティングシートを使います。
カッティングシートの裏側に印刷したマークを貼っていきます。

スプレーのりでもあれば一発ですが、持っていないので、両面テープをマークの縁取りに貼っていきます。

カッティングシートに貼り付けたら、カッターとハサミでマークの縁取りどおり切り取ります。

直線はカッターで、曲線はハサミを使うと上手く切り取れますが、マークの中の部分はハサミでは切れないので、カッターを使って慎重に切り取ります。

カッティングシートの完成です。
これを他のステッカーなんかと一緒にボードに貼り付けて、丸の密集を隠します。
ステッカーならば剥いでしまえばすぐに元に戻せます。

ステッカーチューン前

ステッカーチューン後です。
シルバーのカッティングシートなので、すごくギラギラになってしまいましたが、とりあえず丸の密集が隠せて、子供の了解ももらえたので良しとしましょう。
また、別のステッカーを手に入れたら、また貼って行こうと思います。
私は良く知りませんが、アメリカで歳末セールが一斉に始まる日で、消費が一気に高まるとか…
日本でも最近これを真似したセールが始まりましたが、この時期は物欲が高まる時期なのでしょうか?
釣りのオフシーズンに入るこの時期は、私もご多分に漏れず物欲全開の時期になります。
そして… 今回購入したのがこちらです!

スノーボード一式!
私のものでは無いですが、上の子が大きくなったので一式買い揃えました。
去年の同じ時期のブログで、子供用のビンディングとブーツを買ったことを紹介しましたが、あれから1年で子供が大きく成長し、ブーツが入らなくなったのです。
去年まで23センチだった足のサイズが、25センチまで大きくなり、そのサイズのブーツにするとビンディングのサイズも変えないとダメなのです。
ボードはもともと少し短いものだったので、今年は長いサイズを買ってあげようと思ってましたが、ブーツとビンディングは去年のが使えると思っていたのに…
完全に想定外です…
ボードだけのつもりだったのを、一式揃えるとなると予算が大幅に変わるので、なるべく安いものをネットや店を回って必死に探しました。
ビンディングは近くのスポーツ用品店で購入しましたが、後はR天市場で購入しました。
ビンディングはカスタムの去年モデル。
ブーツはモトの15年モデルだったかな?
そしてボードはソーシャルの14モデルで、レディースです。
全て15000円前後の値段で、一式で50000円掛かっていません。
いい買い物をしたなぁと、自画自賛でしたが…

ボードのデザインを見た息子が、「無理、無理、無理… 絶対無理!」と…
話を聞くと、丸が沢山並んだデザインが、生理的に受け付け無いとか。
見てるだけで鳥肌が立つのだそうで…
そういえば、奥さんも同じことを言っていたので、遺伝なのでしょうか?
仕方なく返品するかとも思いましたが、送料も掛かるし、手間も掛かるし…
「色塗れば?」と奥さんに言われて、得意の塗装で塗り替えようかとも思いましたが…
待てよ…
さすがに新品をいきなり塗装するのは躊躇します。
となれば…
ステッカーでデザインを少しカバーするしかないかな。
ということで、ステッカーを買おうと思いましたが、これが結構な値段なんですよね。
ならばと、自分でカッティングシートを作ってしまおうと思いました。

まずはバートンのマークをパソコンから読み込み、画像を加工して印刷します。
このくらい単純な形なら、自分で十分作れそうです。
反転で印刷しているのはわざとです。
あ、言い忘れましたが、これはあくまで自分のボードに貼るためにやっていますので、ぱちもん作って売ろうとしているわけではありません。
続けます。

以前、カローラフィールダーのエンブレムを直そうと買っていた、シルバーのカッティングシートを使います。
カッティングシートの裏側に印刷したマークを貼っていきます。

スプレーのりでもあれば一発ですが、持っていないので、両面テープをマークの縁取りに貼っていきます。

カッティングシートに貼り付けたら、カッターとハサミでマークの縁取りどおり切り取ります。

直線はカッターで、曲線はハサミを使うと上手く切り取れますが、マークの中の部分はハサミでは切れないので、カッターを使って慎重に切り取ります。

カッティングシートの完成です。
これを他のステッカーなんかと一緒にボードに貼り付けて、丸の密集を隠します。
ステッカーならば剥いでしまえばすぐに元に戻せます。

ステッカーチューン前

ステッカーチューン後です。
シルバーのカッティングシートなので、すごくギラギラになってしまいましたが、とりあえず丸の密集が隠せて、子供の了解ももらえたので良しとしましょう。
また、別のステッカーを手に入れたら、また貼って行こうと思います。
2017年11月23日
新作ペラ(改)の作成
昨日の朝は今年一番の冷え込みで、外のスイレン水槽に氷がはっていました。
さて、前回紹介した新作ペラの作り方ですが、やっぱりボスになる部分に使ったアルミパイプが弱く、手で力を加えると簡単にずれてしまうので、作り直すことにしました。

ホームセンターで買ったアルミパイプは、外径4㎜、内径3㎜のもので、肉厚が0.5㎜しかありませんでした。
これだと、たたきリベットを打ち込んだときに、パイプが変形して上手くリベットが効かないようでした。
前回のブログではステンレスか何か別の金属にした方が良いように書いていますが、今回変わりに選んだのはこちらです。

アルミスペーサーと検索すると出てくるラジコン用のパーツです。
見た目は黒く、プラスティックのように見えますが、アルミ製で、内径は3㎜ですが、外径が5㎜あって、肉厚が1㎜になります。
これならば、リベットで内側から力が掛かっても変形することはないでしょう。

高さはもう少し高い5㎜くらいのものがほしかったのですが、4㎜までのものしか見つけられなかったので、4㎜のものを購入しました。

さらに、リベットを打ったあとにパイプが回らないように、リベットにロックタイトを塗っておきます。
前回と同じようにアルミパイプを万力で固定して、ピンをハンマーでたたきます。

さらに精密ドライバーを使ってピンを打ち抜きます。
アルミパイプからはみ出たリベットの先を、またハンマーでたたいて少し平らにします。

リベットがはみ出た部分と内側をヤスリでなめらかに削って完成です。
今度はガッチリとリベットが効いているようで、手で力を加えてもずれる感じはありません。
このアルミスペーサー自体は300円位で、送料込みで600円位でした。
みなさんも良かったら作ってみてください。
さて、前回紹介した新作ペラの作り方ですが、やっぱりボスになる部分に使ったアルミパイプが弱く、手で力を加えると簡単にずれてしまうので、作り直すことにしました。

ホームセンターで買ったアルミパイプは、外径4㎜、内径3㎜のもので、肉厚が0.5㎜しかありませんでした。
これだと、たたきリベットを打ち込んだときに、パイプが変形して上手くリベットが効かないようでした。
前回のブログではステンレスか何か別の金属にした方が良いように書いていますが、今回変わりに選んだのはこちらです。

アルミスペーサーと検索すると出てくるラジコン用のパーツです。
見た目は黒く、プラスティックのように見えますが、アルミ製で、内径は3㎜ですが、外径が5㎜あって、肉厚が1㎜になります。
これならば、リベットで内側から力が掛かっても変形することはないでしょう。

高さはもう少し高い5㎜くらいのものがほしかったのですが、4㎜までのものしか見つけられなかったので、4㎜のものを購入しました。

さらに、リベットを打ったあとにパイプが回らないように、リベットにロックタイトを塗っておきます。
前回と同じようにアルミパイプを万力で固定して、ピンをハンマーでたたきます。

さらに精密ドライバーを使ってピンを打ち抜きます。
アルミパイプからはみ出たリベットの先を、またハンマーでたたいて少し平らにします。

リベットがはみ出た部分と内側をヤスリでなめらかに削って完成です。
今度はガッチリとリベットが効いているようで、手で力を加えてもずれる感じはありません。
このアルミスペーサー自体は300円位で、送料込みで600円位でした。
みなさんも良かったら作ってみてください。
2017年11月18日
新作ペラ作成
私の住むところの隣町ではもう初雪が降ったとか…
数週間前から天気が良くなったら行こうと思ってセットしていたバスタックルも、今朝リールを外してしまいました。
今シーズンのバス釣りはもう終わりでしょう…
そんな訳で、相変わらずのハンドメイドネタになります。
先日、反りトンボ風の巨大ペラを付けたダブルスィッシャーを作ろうと、そのペラを自作した話をしました。
金属加工が難しいので、もう少し機械化出来ないかなーという話もしましたが、少し作る手間を省ける方法を思い付いたので試してみることにします。

まず、反りペラのような形状では、ペラからT字型に伸びる首のようなものを削り出す必要があります。
プレスで抜くことが出来ない手作りでは、これを糸ノコか金バサミで切り取ることになります。
切り出してから墨線に沿ってヤスリで削っていきますが、形が複雑になればなるほど手間が掛かってしまいます。
では、この首の部分はどういう役割をしているのでしょう?

みなさんもお解りでしょうが、首の部分を折り曲げてヒートンを通すので、ヒートンが2箇所の穴を通る訳です。
そうすることにより、ペラが縦(上下)にブレるのを押さえている訳です。
ヤシティーのペラも同じように2箇所の穴をヒートンが通っています。
これをひとつの穴だけでブレないようにするには、穴をヒートンの太さギリギリにするしかないですが、そうすることによりペラの回りが悪くなるでしょう。

では、他のペラはどうでしょうか?
ホッツイのペラは1箇所しか通っていませんが、ボスと言われる金属の筒が付いているので、縦にブレるのを防いでいます。
スピンターンはボスも無いですが、このくらいの大きさのペラであれば、縦へのブレは回転にあまり影響が無いのかもしれません。

ブッピイーやテンスのペラもフロントペラですが、ボスが付いています。
ということで、反りペラの首のような部分がペラが縦へブレるのを押さえるためだけのものであれば、これにかわるものをつければすむわけです。
そうです!ボスをつければ複雑な形を切り出す必要が無くなる訳です。
ではさっそくやってみましょう。

反りトンボ風ペラを作った時の型紙を使って、1㎜のアルミ板に墨線を引いて、糸ノコや金バサミを使って大まかな形に切り取ります。

さらにヤスリを使って形を整えていきます。
形が単純な分、削るのは大分楽にできます。
そして、ボスになる部分にはこれを使ってみました。

ピンを打ち込むと先が開いて固定される、たたきリベットというものです。
本来はプレートなどを壁に取り付けるために使うものなのでしょうか。

ペラの穴にリベットを入れて、受けの方はアルミのパイプを適当な長さにカットして使います。

これを万力に固定して、ピンをたたいて下に抜いたらできあがりです。
が… 最初1回目はリベットが上手くきかず、失敗しました。
受けに使ったアルミのパイプが弱いので、力を入れすぎると穴が広がってゆるくなったのです。

2回目は何とか止まりましたが、やっぱりアルミのパイプは少し広がったようでした。
できるなら、受けに使うのは、アルミのパイプではなく、もっと硬い素材がよいかもしれません。
反りトンボ風ダブルスィッシャーには、フロントは最初に作った首付のペラを使い、リアは今回のペラを使って見ようと思います。
数週間前から天気が良くなったら行こうと思ってセットしていたバスタックルも、今朝リールを外してしまいました。
今シーズンのバス釣りはもう終わりでしょう…
そんな訳で、相変わらずのハンドメイドネタになります。
先日、反りトンボ風の巨大ペラを付けたダブルスィッシャーを作ろうと、そのペラを自作した話をしました。
金属加工が難しいので、もう少し機械化出来ないかなーという話もしましたが、少し作る手間を省ける方法を思い付いたので試してみることにします。

まず、反りペラのような形状では、ペラからT字型に伸びる首のようなものを削り出す必要があります。
プレスで抜くことが出来ない手作りでは、これを糸ノコか金バサミで切り取ることになります。
切り出してから墨線に沿ってヤスリで削っていきますが、形が複雑になればなるほど手間が掛かってしまいます。
では、この首の部分はどういう役割をしているのでしょう?

みなさんもお解りでしょうが、首の部分を折り曲げてヒートンを通すので、ヒートンが2箇所の穴を通る訳です。
そうすることにより、ペラが縦(上下)にブレるのを押さえている訳です。
ヤシティーのペラも同じように2箇所の穴をヒートンが通っています。
これをひとつの穴だけでブレないようにするには、穴をヒートンの太さギリギリにするしかないですが、そうすることによりペラの回りが悪くなるでしょう。

では、他のペラはどうでしょうか?
ホッツイのペラは1箇所しか通っていませんが、ボスと言われる金属の筒が付いているので、縦にブレるのを防いでいます。
スピンターンはボスも無いですが、このくらいの大きさのペラであれば、縦へのブレは回転にあまり影響が無いのかもしれません。

ブッピイーやテンスのペラもフロントペラですが、ボスが付いています。
ということで、反りペラの首のような部分がペラが縦へブレるのを押さえるためだけのものであれば、これにかわるものをつければすむわけです。
そうです!ボスをつければ複雑な形を切り出す必要が無くなる訳です。
ではさっそくやってみましょう。

反りトンボ風ペラを作った時の型紙を使って、1㎜のアルミ板に墨線を引いて、糸ノコや金バサミを使って大まかな形に切り取ります。

さらにヤスリを使って形を整えていきます。
形が単純な分、削るのは大分楽にできます。
そして、ボスになる部分にはこれを使ってみました。

ピンを打ち込むと先が開いて固定される、たたきリベットというものです。
本来はプレートなどを壁に取り付けるために使うものなのでしょうか。

ペラの穴にリベットを入れて、受けの方はアルミのパイプを適当な長さにカットして使います。

これを万力に固定して、ピンをたたいて下に抜いたらできあがりです。
が… 最初1回目はリベットが上手くきかず、失敗しました。
受けに使ったアルミのパイプが弱いので、力を入れすぎると穴が広がってゆるくなったのです。

2回目は何とか止まりましたが、やっぱりアルミのパイプは少し広がったようでした。
できるなら、受けに使うのは、アルミのパイプではなく、もっと硬い素材がよいかもしれません。
反りトンボ風ダブルスィッシャーには、フロントは最初に作った首付のペラを使い、リアは今回のペラを使って見ようと思います。
2017年11月14日
木材の削り方
先週の土日も冷たい雨が降り、釣りには行きませんでした。
土曜日は子供たち2人を連れてインフルエンザの予防注射を受けてきました。
都会ではワクチンが不足しているようですが、こちらのほうでは今のところ大丈夫なようです。
下の子だけ小学生なので2回接種なのですが、それを聞かされたとき「なんで俺だけ2回なんですか?」と看護師さんに突っかかっていました。
さて、そんな週末に来シーズン用のルアー製作をすすめましたので、その様子を報告します。
今回、来シーズン用に作り始めたルアーは4個。
まずはバルサで作るミノーとカン〇スター。

ミノーは小バスダムでいい思いをしたので、さらにシルエットを小さくして、仕上げのクオリティーを上げたものを作ろうと思います。
そしてカン〇スターは、アシに絡まったのを無理やり引っぱったら、リップの部分から割れて壊れたので新しいのを作ろうかと…
せっかくですのでラトル入りにしました。
ルアーのかたちに切り出したバルサ材を、2枚重ねて接着してから削っていきます。
次はハードウッドで作る大型ペラのダブルスウィッシャーと、ガウじいさんからまた作ってと頼まれていた反り〇ンボ。

こちらは、3センチ角のアユースの角材を使って削っていきます。
型紙でルアーの形をトレースして、木材の各面の中心線と断面の中心を書きます。

ルアーの頭になる部分を大まかにカッターで削っていきます。
そしてここからが本題の木材の削り方ですが、若干の機械化をしていますのでご紹介します。
使う道具はこちらです…

卓上ボール盤に木材をセットして、回転させながらヤスリで削っていきます。
ボール盤にルアーをセットする部分は、真っすぐに伸ばしたヒートンをねじ込んで、ドリルチャックに取り付けます。
ここがしっかりとセットされていないと、ルアーが飛んで行ってしまいます。
ルアーの下側の部分は、使わなくなったドリルチャックにピンを取り付け、ルアーに空けた穴に差し込みます。

ドリルチャックはネジ山を削ったボルトに、グリスを付けて差し込み、自由に回転するようにして取り付けます。
くれぐれも、これは私のやり方ですので、皆さんはマネしないでください。
ちゃんとした機械を使って、しっかりルアーを固定して削ってください。
布ヤスリの40番くらいである程度形を削って、80番くらいで仕上げます。

頭の部分の丸みが削りだせたら、ボール盤による作業は終わりです。
ここからはカッターを使って削っていってもいいのですが、もう少し削る手間を省くためにグライダーを使います。

グライダーを使って墨線に沿って大まかな形に削っていきますが、ここで大事なのは、木材を削ることにより最初に引いた中心線が消されるので、その都度中心線を弾き直していくということです。

ルアーの形を削るときも、その中心線に沿って削りますし、リグやウエイトの穴もそれを基準に開けて行くからです。
グライダーである程度まで削ったら、仕上げに入ります。

リグとウエイトの穴を開けてウエイトを入れたら、カッターと布ヤスリを使ってルアーの形を整えていきます。
仕上げは240番の紙ヤスリで木肌を整えて、セルロースセメントで下地処理をします。
土曜日は子供たち2人を連れてインフルエンザの予防注射を受けてきました。
都会ではワクチンが不足しているようですが、こちらのほうでは今のところ大丈夫なようです。
下の子だけ小学生なので2回接種なのですが、それを聞かされたとき「なんで俺だけ2回なんですか?」と看護師さんに突っかかっていました。
さて、そんな週末に来シーズン用のルアー製作をすすめましたので、その様子を報告します。
今回、来シーズン用に作り始めたルアーは4個。
まずはバルサで作るミノーとカン〇スター。

ミノーは小バスダムでいい思いをしたので、さらにシルエットを小さくして、仕上げのクオリティーを上げたものを作ろうと思います。
そしてカン〇スターは、アシに絡まったのを無理やり引っぱったら、リップの部分から割れて壊れたので新しいのを作ろうかと…
せっかくですのでラトル入りにしました。
ルアーのかたちに切り出したバルサ材を、2枚重ねて接着してから削っていきます。
次はハードウッドで作る大型ペラのダブルスウィッシャーと、ガウじいさんからまた作ってと頼まれていた反り〇ンボ。

こちらは、3センチ角のアユースの角材を使って削っていきます。
型紙でルアーの形をトレースして、木材の各面の中心線と断面の中心を書きます。

ルアーの頭になる部分を大まかにカッターで削っていきます。
そしてここからが本題の木材の削り方ですが、若干の機械化をしていますのでご紹介します。
使う道具はこちらです…

卓上ボール盤に木材をセットして、回転させながらヤスリで削っていきます。
ボール盤にルアーをセットする部分は、真っすぐに伸ばしたヒートンをねじ込んで、ドリルチャックに取り付けます。
ここがしっかりとセットされていないと、ルアーが飛んで行ってしまいます。
ルアーの下側の部分は、使わなくなったドリルチャックにピンを取り付け、ルアーに空けた穴に差し込みます。

ドリルチャックはネジ山を削ったボルトに、グリスを付けて差し込み、自由に回転するようにして取り付けます。
くれぐれも、これは私のやり方ですので、皆さんはマネしないでください。
ちゃんとした機械を使って、しっかりルアーを固定して削ってください。
布ヤスリの40番くらいである程度形を削って、80番くらいで仕上げます。

頭の部分の丸みが削りだせたら、ボール盤による作業は終わりです。
ここからはカッターを使って削っていってもいいのですが、もう少し削る手間を省くためにグライダーを使います。

グライダーを使って墨線に沿って大まかな形に削っていきますが、ここで大事なのは、木材を削ることにより最初に引いた中心線が消されるので、その都度中心線を弾き直していくということです。

ルアーの形を削るときも、その中心線に沿って削りますし、リグやウエイトの穴もそれを基準に開けて行くからです。
グライダーである程度まで削ったら、仕上げに入ります。

リグとウエイトの穴を開けてウエイトを入れたら、カッターと布ヤスリを使ってルアーの形を整えていきます。
仕上げは240番の紙ヤスリで木肌を整えて、セルロースセメントで下地処理をします。
2017年11月10日
カルコン200DCの不具合調整2
前回、カルコン200DCのハンドルを回すとカチカチと音がする不具合を解消するべく、リールを分解してみました。
ピニオンギアをスプール側に押すバネを少し伸ばしてみましたが、不具合はあまり解消されませんでした。
それではパーミングカップ側からスプールを押す部分に問題があるのでは無いかと思い、分解図と良く見比べてみると注油穴キャップとベアリングの間にあるはずの「座金」というパーツが見あたりません。
なるほど、前のオーナーがキャップを外した時に、このパーツを入れずに組上げてしまったのでしょう。
じゃあ、この100円の座金を取り寄せて付ければ、座金1枚分スプール軸をハンドル側に押すことになるので、ギアが外れにくくなるに違いありません。
では早速、上○屋さんに行って頼んできましょう…
まてよ…

この注油穴キャップの中に入っているパーツは何でしょう?
これが座金というパーツでしょうか?
座金という割には金属ではなく、プラスティックかカーボンのような素材です。
大きさも分解図ではキャップやOリングよりも大きく書かれていますが、キャップの中に収まっています。
そして、もう一つ出てきたドーナツ型の金属は何でしょう?
分解図には載っていませんが?
これがもしかしてOリングですか?
じゃあ、キャップについているゴムは何でしょう?
うーん…
謎が深まるばかりです。
パーツリストの他の部品の名称と比較してみると、キャップについている黒いゴムがOリングなのは間違いなさそうです。
キャップの内側に収まっていた黒いパーツがおそらく座金なのでしょう。(金属じゃないけど)
座金とキャップの間のワッシャーは謎ですが、おそらくスプール軸を押さえる位置の微調整のために入っているパーツなのでしょう。
今回の不具合はこのスプールを押さえる位置が問題と思われますので、座金があるなしにこだわらず、このワッシャーのようなものを足して調整すれば良いのではないでしょうか?
とりあえず、キャップと黒いパーツ(座金)の間にワッシャーを足して、スプール軸をハンドル側に押してやるようにすれば、ギアが外れてカチカチ音が鳴る不具合は解消されそうです。
ということで、手頃なワッシャーを探してみましたが、キャップの内径が4.5㎜程しかないので、それらしいものは見つかりませんでした。
近所のホームセンターにもそのサイズのワッシャーは売っていません。

それならばと、適当な材料を探していたら、手芸用の円形のスパンコールがあったので、それを使ってみることにしました。
ルアーの樹脂アイを自作しようと思ったときに、その台座にしようと思って買っていたものです。
これをキャップの内側に入れてキャップを閉めれば、座金がスパンコールの厚さ分だけ高くなるわけです。

最初はスパンコールを2枚入れてキャップを閉めようとしたら、座金がずれてしまったので、1枚にしてキャップを閉めました。
もう一度リールを組上げて試しにハンドルを回しててみると…
うーん…
微妙にカチカチという症状は直っていません。
原因が他にあるのか、座金の高さがまだ足りないのかはわかりませんが、実釣で不具合が無い範囲だと判断して調整は終わりにします。
実釣で使っていて不具合が出るようであれば、時間をみてもう一度ハンドル側を分解してみて、ピニオンギア回りを組み直したいと思います。
ピニオンギアをスプール側に押すバネを少し伸ばしてみましたが、不具合はあまり解消されませんでした。
それではパーミングカップ側からスプールを押す部分に問題があるのでは無いかと思い、分解図と良く見比べてみると注油穴キャップとベアリングの間にあるはずの「座金」というパーツが見あたりません。
なるほど、前のオーナーがキャップを外した時に、このパーツを入れずに組上げてしまったのでしょう。
じゃあ、この100円の座金を取り寄せて付ければ、座金1枚分スプール軸をハンドル側に押すことになるので、ギアが外れにくくなるに違いありません。
では早速、上○屋さんに行って頼んできましょう…
まてよ…

この注油穴キャップの中に入っているパーツは何でしょう?
これが座金というパーツでしょうか?
座金という割には金属ではなく、プラスティックかカーボンのような素材です。
大きさも分解図ではキャップやOリングよりも大きく書かれていますが、キャップの中に収まっています。
そして、もう一つ出てきたドーナツ型の金属は何でしょう?
分解図には載っていませんが?
これがもしかしてOリングですか?
じゃあ、キャップについているゴムは何でしょう?
うーん…
謎が深まるばかりです。
パーツリストの他の部品の名称と比較してみると、キャップについている黒いゴムがOリングなのは間違いなさそうです。
キャップの内側に収まっていた黒いパーツがおそらく座金なのでしょう。(金属じゃないけど)
座金とキャップの間のワッシャーは謎ですが、おそらくスプール軸を押さえる位置の微調整のために入っているパーツなのでしょう。
今回の不具合はこのスプールを押さえる位置が問題と思われますので、座金があるなしにこだわらず、このワッシャーのようなものを足して調整すれば良いのではないでしょうか?
とりあえず、キャップと黒いパーツ(座金)の間にワッシャーを足して、スプール軸をハンドル側に押してやるようにすれば、ギアが外れてカチカチ音が鳴る不具合は解消されそうです。
ということで、手頃なワッシャーを探してみましたが、キャップの内径が4.5㎜程しかないので、それらしいものは見つかりませんでした。
近所のホームセンターにもそのサイズのワッシャーは売っていません。

それならばと、適当な材料を探していたら、手芸用の円形のスパンコールがあったので、それを使ってみることにしました。
ルアーの樹脂アイを自作しようと思ったときに、その台座にしようと思って買っていたものです。
これをキャップの内側に入れてキャップを閉めれば、座金がスパンコールの厚さ分だけ高くなるわけです。

最初はスパンコールを2枚入れてキャップを閉めようとしたら、座金がずれてしまったので、1枚にしてキャップを閉めました。
もう一度リールを組上げて試しにハンドルを回しててみると…
うーん…
微妙にカチカチという症状は直っていません。
原因が他にあるのか、座金の高さがまだ足りないのかはわかりませんが、実釣で不具合が無い範囲だと判断して調整は終わりにします。
実釣で使っていて不具合が出るようであれば、時間をみてもう一度ハンドル側を分解してみて、ピニオンギア回りを組み直したいと思います。
2017年11月09日
カルコン200DCの不具合調整
先週の3連休は結局釣りには行けませんでした。
土曜日は一日冷たい雨が降り、日曜日は柔道のイベントでほとんど一日つぶれてしまいました。
今シーズンはやっぱり終わりかなーと思いながら、新しく手に入れたカルコンDCをいじっていました。
先日の記事に書いたとおり、スプールのギア滑りの症状が直ってきたのですが、ハンドルを回すとカチカチと音がなる不具合があり、気になります。

前にも書いたと思いますが、ギア滑りの原因は、ピニオンギアと噛み合うスプールのピンが外れてスプールが空回りするからです。
ギア滑りが直ったのにカチカチと音が鳴るのは、おそらく完全にギア滑りが直ったのでは無く、少しその症状が残っているのではないかと思います。
例えば、ギア滑りの症状が5回鳴るところを、1回鳴っているのがその症状ではないでしょうか。
では、なぜギア滑りが起きるのかその原因を考えてみると、パーミングカップ側からスプールを押さえる力と、ハンドル側からピニオンギアを押さえる力が弱く、クラッチを切った時と同じ状態になり、スプールが空回りすると考えられます。
色々と原因を調べてみたときに、あるサイトでピニオンギアを押さえているバネを調整することにより、その症状が直ったというものを見つけたので、その辺のところをいじってみたいと思います。
まずは、スプールを外すところから分解を始めていきますが、スプールはパーミングカップ側のカバーを外して、DCパーツを六角レンチを使って外せば取り出せます。
メーカーの取扱説明書にもここまでの分解の方法は載っていますが、ここから先の分解は推奨していませんので、もし試して見るのであれば自己責任でやってください。

スプールを外したら、ハンドル側を分解していきますが、まずはハンドルが固定されているナットを外してハンドル回りを分解します。
外した時と同じ順番でパーツを並べておき、組み立てるときにわかるようにします。
ハンドル回りが外れたら、カップを固定しているネジを外してカップを外します。
分解して中を見ると、それほど複雑な感じはしないので、自分でもオーバーホールできそうな気がしますが、今回は不具合の調整が目的ですので、必要ないところは分解しないでおきます。

クラッチを入れた時に、ピニオンギアを戻すバネが2本見えます。
おそらくこれが弱ってくると、スプール側にピニオンギアを押す力が弱くなるので、スプールについているピンからギアが外れやすくなるのでは無いでしょうか?
このバネを数㎜手で伸ばして、スプール側に押す力を強くしてから組上げていきます。
元どおり組上げてみましたが、あまり変化は見られません。
しかし、このときにDCパーツをネジで固定せずに一度試して見たときに、また、スプールのギア滑りが起きましたので、やっぱり原因はここら辺にあるようです。

試しにスプールの左側を指で押さえながらハンドルを回して見ましたが、カチカチという音が鳴る不具合は出ませんでした。
ということは… 原因はパーミングカップ側からスプールを押さえる力が弱いということでしょうか?
パーミングカップ側でスプール軸を押さえているのは、DCパーツのベアリングにオイルをさすためについている穴のキャップ(注油穴キャップ)の部分です。

分解図をみると、キャップとベアリングの間には「座金」と「Oリング」の2つのパーツがあることになっています。
おそらくOリングはキャップについているゴムのことでしょうが、座金という部品がみあたりません。

もしかしたら、前のオーナーがここを分解したときに、座金をなくしたまま組上げてしまったのかも知れません。
では、この「座金」(100円)を取り寄せて付ければ不具合が解消するのでしょうか?
この辺のところが詳しく画像が載っているサイトがないかいろいろと探して見ましたが、座金というパーツが写っているものは見つかりませんでした。
もし、このブログを見ている方で、09カルコン200DCを持っている方がいたら詳しく教えてください。
あー… 新品を分解して確認してぇー…
つづく
土曜日は一日冷たい雨が降り、日曜日は柔道のイベントでほとんど一日つぶれてしまいました。
今シーズンはやっぱり終わりかなーと思いながら、新しく手に入れたカルコンDCをいじっていました。
先日の記事に書いたとおり、スプールのギア滑りの症状が直ってきたのですが、ハンドルを回すとカチカチと音がなる不具合があり、気になります。

前にも書いたと思いますが、ギア滑りの原因は、ピニオンギアと噛み合うスプールのピンが外れてスプールが空回りするからです。
ギア滑りが直ったのにカチカチと音が鳴るのは、おそらく完全にギア滑りが直ったのでは無く、少しその症状が残っているのではないかと思います。
例えば、ギア滑りの症状が5回鳴るところを、1回鳴っているのがその症状ではないでしょうか。
では、なぜギア滑りが起きるのかその原因を考えてみると、パーミングカップ側からスプールを押さえる力と、ハンドル側からピニオンギアを押さえる力が弱く、クラッチを切った時と同じ状態になり、スプールが空回りすると考えられます。
色々と原因を調べてみたときに、あるサイトでピニオンギアを押さえているバネを調整することにより、その症状が直ったというものを見つけたので、その辺のところをいじってみたいと思います。
まずは、スプールを外すところから分解を始めていきますが、スプールはパーミングカップ側のカバーを外して、DCパーツを六角レンチを使って外せば取り出せます。
メーカーの取扱説明書にもここまでの分解の方法は載っていますが、ここから先の分解は推奨していませんので、もし試して見るのであれば自己責任でやってください。

スプールを外したら、ハンドル側を分解していきますが、まずはハンドルが固定されているナットを外してハンドル回りを分解します。
外した時と同じ順番でパーツを並べておき、組み立てるときにわかるようにします。
ハンドル回りが外れたら、カップを固定しているネジを外してカップを外します。
分解して中を見ると、それほど複雑な感じはしないので、自分でもオーバーホールできそうな気がしますが、今回は不具合の調整が目的ですので、必要ないところは分解しないでおきます。

クラッチを入れた時に、ピニオンギアを戻すバネが2本見えます。
おそらくこれが弱ってくると、スプール側にピニオンギアを押す力が弱くなるので、スプールについているピンからギアが外れやすくなるのでは無いでしょうか?
このバネを数㎜手で伸ばして、スプール側に押す力を強くしてから組上げていきます。
元どおり組上げてみましたが、あまり変化は見られません。
しかし、このときにDCパーツをネジで固定せずに一度試して見たときに、また、スプールのギア滑りが起きましたので、やっぱり原因はここら辺にあるようです。

試しにスプールの左側を指で押さえながらハンドルを回して見ましたが、カチカチという音が鳴る不具合は出ませんでした。
ということは… 原因はパーミングカップ側からスプールを押さえる力が弱いということでしょうか?
パーミングカップ側でスプール軸を押さえているのは、DCパーツのベアリングにオイルをさすためについている穴のキャップ(注油穴キャップ)の部分です。

分解図をみると、キャップとベアリングの間には「座金」と「Oリング」の2つのパーツがあることになっています。
おそらくOリングはキャップについているゴムのことでしょうが、座金という部品がみあたりません。

もしかしたら、前のオーナーがここを分解したときに、座金をなくしたまま組上げてしまったのかも知れません。
では、この「座金」(100円)を取り寄せて付ければ不具合が解消するのでしょうか?
この辺のところが詳しく画像が載っているサイトがないかいろいろと探して見ましたが、座金というパーツが写っているものは見つかりませんでした。
もし、このブログを見ている方で、09カルコン200DCを持っている方がいたら詳しく教えてください。
あー… 新品を分解して確認してぇー…
つづく
2017年11月03日
帰ってきたカルコン200DC
今日は一日いい天気でしたが、上の子の中学の柔道大会の応援に行きました。
ウチの子はメンバーに入っていませんが、団体戦で優勝しました。
私は、下の子を連れて近くの博物館に行っていました。
結構見所があって、一日で回りきれないくらいでした。
今日は釣り日和でしたが、明日からはまた雨になるとか…
この3連休も釣りに行けそうにありません…
そんな中、博物館にいるときに電話があり、修理を頼んでいたリールが直ったと連絡が来ました。
そうです!
ついにカルコン200DCが直って帰ってきたのです。

先月の体育の日の3連休に修理に出したから、およそ1カ月ぶりに直ったのです。
いや、しかし待てよ…
確か修理に出すときには、修理の上限額を5000円に決めて、それで修理ができなければ悪いところと値段を聞いて、改めて修理するかどうか決めることになっていたはずです。
ということは、やっと悪いところが判ったということか…
でも、確かに電話では修理ができたと言っていたような…
じゃあ、5000円以内で直ったということでしょうか?
それだと本当に直っているか怪しいものです…
そんな一抹の不安を持ちながら、釣具屋へリールを取りに行ったのです。
ところで、ウルトラマンシリーズの第ニ昨目は「帰ってきたウルトラマン」というタイトルですが、「ウルトラマン2」とか、「ウルトラマン2号」とかにしなかったところに円谷プロのセンスを感じますね。
ウルトラマンと「帰ってきたウルトラマン」の違いは、体にある赤い模様の外側にもう一本赤い線があるのが「帰ってきたウルトラマン」です。
関係無い話はこれくらいにして、釣具屋にリールを取りに行ってみると、リールは修理が終わって確かに帰ってきてました。
そして、店の人に「確認して見て下さい」と言われて症状を確認すると、確かに直っています。
じゃあお値段は?と思って見たら、修理伝票には「0円」の文字が見えます。

マックのスマイルと同じ値段ですが、「クラッチの組み上げ不具合によるもの」と確認され、その原因が特定出来ないので無償で修理したとのことです。
シマノさんありがとうございます!
そして、修理窓口を受けてくれた上○屋さんありがとうございました。
格安で手に入れたカルコンDCが無償で直ってきて、本当にラッキーでした。
ただ…
修理に出したスプールがギア滑りする症状はなくなったんですけど、ハンドル回した時にカツカツと音がするンですが…
釣具屋でも少し感じたのですが、無償修理と聞いて、ちょっと言い出しにくかったんですよね。
家に帰ってリールを回してみると、やっぱり音がして気になります…
ギア等の部品に不具合があるわけではないようなので、これはやっぱり自分で1回バラしてみるしかないのかな?
ウチの子はメンバーに入っていませんが、団体戦で優勝しました。
私は、下の子を連れて近くの博物館に行っていました。
結構見所があって、一日で回りきれないくらいでした。
今日は釣り日和でしたが、明日からはまた雨になるとか…
この3連休も釣りに行けそうにありません…
そんな中、博物館にいるときに電話があり、修理を頼んでいたリールが直ったと連絡が来ました。
そうです!
ついにカルコン200DCが直って帰ってきたのです。

先月の体育の日の3連休に修理に出したから、およそ1カ月ぶりに直ったのです。
いや、しかし待てよ…
確か修理に出すときには、修理の上限額を5000円に決めて、それで修理ができなければ悪いところと値段を聞いて、改めて修理するかどうか決めることになっていたはずです。
ということは、やっと悪いところが判ったということか…
でも、確かに電話では修理ができたと言っていたような…
じゃあ、5000円以内で直ったということでしょうか?
それだと本当に直っているか怪しいものです…
そんな一抹の不安を持ちながら、釣具屋へリールを取りに行ったのです。
ところで、ウルトラマンシリーズの第ニ昨目は「帰ってきたウルトラマン」というタイトルですが、「ウルトラマン2」とか、「ウルトラマン2号」とかにしなかったところに円谷プロのセンスを感じますね。
ウルトラマンと「帰ってきたウルトラマン」の違いは、体にある赤い模様の外側にもう一本赤い線があるのが「帰ってきたウルトラマン」です。
関係無い話はこれくらいにして、釣具屋にリールを取りに行ってみると、リールは修理が終わって確かに帰ってきてました。
そして、店の人に「確認して見て下さい」と言われて症状を確認すると、確かに直っています。
じゃあお値段は?と思って見たら、修理伝票には「0円」の文字が見えます。

マックのスマイルと同じ値段ですが、「クラッチの組み上げ不具合によるもの」と確認され、その原因が特定出来ないので無償で修理したとのことです。
シマノさんありがとうございます!
そして、修理窓口を受けてくれた上○屋さんありがとうございました。
格安で手に入れたカルコンDCが無償で直ってきて、本当にラッキーでした。
ただ…
修理に出したスプールがギア滑りする症状はなくなったんですけど、ハンドル回した時にカツカツと音がするンですが…
釣具屋でも少し感じたのですが、無償修理と聞いて、ちょっと言い出しにくかったんですよね。
家に帰ってリールを回してみると、やっぱり音がして気になります…
ギア等の部品に不具合があるわけではないようなので、これはやっぱり自分で1回バラしてみるしかないのかな?
2017年11月02日
キワモノルアー完成
明日からは3連休ですが、釣りに行けそうな日はありません。
やっぱり今シーズンは終わりでしょうか…
そんな中、来シーズン用となりそうなハンドメイドルアーを完成させました。

まずは自作のペラを装着したバズプラグ。
リアのフックにはラウンドタイプのラバーを巻いてみました。
リグを組み上げる時は、ヒートンがずれないように穴に瞬間接着剤を入れています。

しかし、これはヒートンを接着するためでは無く、ヒートンが良く効くようにするためですので、接着剤が乾いてからリグを組み上げます。

完成後の重さは、1/2オンスに届きませんでした。
続いて横泳ぎルアーですが、こちらは側面のヒートンは短い者しか入れられないので、接着剤で接着しました。

使うのはエポキシ系の2液混合の接着剤です。
普通のペンシルとして使えるように、フロントアイとフックを付けたら完成です。

バズプラグはスプラトゥーンのイカをイメージしたので、「イカちゃん」と名前を付けました。
横泳ぎルアーのほうは、「半ベラ」ですかね…
早く使える日が来るといいですが…
やっぱり今シーズンは終わりでしょうか…
そんな中、来シーズン用となりそうなハンドメイドルアーを完成させました。

まずは自作のペラを装着したバズプラグ。
リアのフックにはラウンドタイプのラバーを巻いてみました。
リグを組み上げる時は、ヒートンがずれないように穴に瞬間接着剤を入れています。

しかし、これはヒートンを接着するためでは無く、ヒートンが良く効くようにするためですので、接着剤が乾いてからリグを組み上げます。

完成後の重さは、1/2オンスに届きませんでした。
続いて横泳ぎルアーですが、こちらは側面のヒートンは短い者しか入れられないので、接着剤で接着しました。

使うのはエポキシ系の2液混合の接着剤です。
普通のペンシルとして使えるように、フロントアイとフックを付けたら完成です。

バズプラグはスプラトゥーンのイカをイメージしたので、「イカちゃん」と名前を付けました。
横泳ぎルアーのほうは、「半ベラ」ですかね…
早く使える日が来るといいですが…