2017年11月09日
カルコン200DCの不具合調整
先週の3連休は結局釣りには行けませんでした。
土曜日は一日冷たい雨が降り、日曜日は柔道のイベントでほとんど一日つぶれてしまいました。
今シーズンはやっぱり終わりかなーと思いながら、新しく手に入れたカルコンDCをいじっていました。
先日の記事に書いたとおり、スプールのギア滑りの症状が直ってきたのですが、ハンドルを回すとカチカチと音がなる不具合があり、気になります。

前にも書いたと思いますが、ギア滑りの原因は、ピニオンギアと噛み合うスプールのピンが外れてスプールが空回りするからです。
ギア滑りが直ったのにカチカチと音が鳴るのは、おそらく完全にギア滑りが直ったのでは無く、少しその症状が残っているのではないかと思います。
例えば、ギア滑りの症状が5回鳴るところを、1回鳴っているのがその症状ではないでしょうか。
では、なぜギア滑りが起きるのかその原因を考えてみると、パーミングカップ側からスプールを押さえる力と、ハンドル側からピニオンギアを押さえる力が弱く、クラッチを切った時と同じ状態になり、スプールが空回りすると考えられます。
色々と原因を調べてみたときに、あるサイトでピニオンギアを押さえているバネを調整することにより、その症状が直ったというものを見つけたので、その辺のところをいじってみたいと思います。
まずは、スプールを外すところから分解を始めていきますが、スプールはパーミングカップ側のカバーを外して、DCパーツを六角レンチを使って外せば取り出せます。
メーカーの取扱説明書にもここまでの分解の方法は載っていますが、ここから先の分解は推奨していませんので、もし試して見るのであれば自己責任でやってください。

スプールを外したら、ハンドル側を分解していきますが、まずはハンドルが固定されているナットを外してハンドル回りを分解します。
外した時と同じ順番でパーツを並べておき、組み立てるときにわかるようにします。
ハンドル回りが外れたら、カップを固定しているネジを外してカップを外します。
分解して中を見ると、それほど複雑な感じはしないので、自分でもオーバーホールできそうな気がしますが、今回は不具合の調整が目的ですので、必要ないところは分解しないでおきます。

クラッチを入れた時に、ピニオンギアを戻すバネが2本見えます。
おそらくこれが弱ってくると、スプール側にピニオンギアを押す力が弱くなるので、スプールについているピンからギアが外れやすくなるのでは無いでしょうか?
このバネを数㎜手で伸ばして、スプール側に押す力を強くしてから組上げていきます。
元どおり組上げてみましたが、あまり変化は見られません。
しかし、このときにDCパーツをネジで固定せずに一度試して見たときに、また、スプールのギア滑りが起きましたので、やっぱり原因はここら辺にあるようです。

試しにスプールの左側を指で押さえながらハンドルを回して見ましたが、カチカチという音が鳴る不具合は出ませんでした。
ということは… 原因はパーミングカップ側からスプールを押さえる力が弱いということでしょうか?
パーミングカップ側でスプール軸を押さえているのは、DCパーツのベアリングにオイルをさすためについている穴のキャップ(注油穴キャップ)の部分です。

分解図をみると、キャップとベアリングの間には「座金」と「Oリング」の2つのパーツがあることになっています。
おそらくOリングはキャップについているゴムのことでしょうが、座金という部品がみあたりません。

もしかしたら、前のオーナーがここを分解したときに、座金をなくしたまま組上げてしまったのかも知れません。
では、この「座金」(100円)を取り寄せて付ければ不具合が解消するのでしょうか?
この辺のところが詳しく画像が載っているサイトがないかいろいろと探して見ましたが、座金というパーツが写っているものは見つかりませんでした。
もし、このブログを見ている方で、09カルコン200DCを持っている方がいたら詳しく教えてください。
あー… 新品を分解して確認してぇー…
つづく
土曜日は一日冷たい雨が降り、日曜日は柔道のイベントでほとんど一日つぶれてしまいました。
今シーズンはやっぱり終わりかなーと思いながら、新しく手に入れたカルコンDCをいじっていました。
先日の記事に書いたとおり、スプールのギア滑りの症状が直ってきたのですが、ハンドルを回すとカチカチと音がなる不具合があり、気になります。

前にも書いたと思いますが、ギア滑りの原因は、ピニオンギアと噛み合うスプールのピンが外れてスプールが空回りするからです。
ギア滑りが直ったのにカチカチと音が鳴るのは、おそらく完全にギア滑りが直ったのでは無く、少しその症状が残っているのではないかと思います。
例えば、ギア滑りの症状が5回鳴るところを、1回鳴っているのがその症状ではないでしょうか。
では、なぜギア滑りが起きるのかその原因を考えてみると、パーミングカップ側からスプールを押さえる力と、ハンドル側からピニオンギアを押さえる力が弱く、クラッチを切った時と同じ状態になり、スプールが空回りすると考えられます。
色々と原因を調べてみたときに、あるサイトでピニオンギアを押さえているバネを調整することにより、その症状が直ったというものを見つけたので、その辺のところをいじってみたいと思います。
まずは、スプールを外すところから分解を始めていきますが、スプールはパーミングカップ側のカバーを外して、DCパーツを六角レンチを使って外せば取り出せます。
メーカーの取扱説明書にもここまでの分解の方法は載っていますが、ここから先の分解は推奨していませんので、もし試して見るのであれば自己責任でやってください。

スプールを外したら、ハンドル側を分解していきますが、まずはハンドルが固定されているナットを外してハンドル回りを分解します。
外した時と同じ順番でパーツを並べておき、組み立てるときにわかるようにします。
ハンドル回りが外れたら、カップを固定しているネジを外してカップを外します。
分解して中を見ると、それほど複雑な感じはしないので、自分でもオーバーホールできそうな気がしますが、今回は不具合の調整が目的ですので、必要ないところは分解しないでおきます。

クラッチを入れた時に、ピニオンギアを戻すバネが2本見えます。
おそらくこれが弱ってくると、スプール側にピニオンギアを押す力が弱くなるので、スプールについているピンからギアが外れやすくなるのでは無いでしょうか?
このバネを数㎜手で伸ばして、スプール側に押す力を強くしてから組上げていきます。
元どおり組上げてみましたが、あまり変化は見られません。
しかし、このときにDCパーツをネジで固定せずに一度試して見たときに、また、スプールのギア滑りが起きましたので、やっぱり原因はここら辺にあるようです。

試しにスプールの左側を指で押さえながらハンドルを回して見ましたが、カチカチという音が鳴る不具合は出ませんでした。
ということは… 原因はパーミングカップ側からスプールを押さえる力が弱いということでしょうか?
パーミングカップ側でスプール軸を押さえているのは、DCパーツのベアリングにオイルをさすためについている穴のキャップ(注油穴キャップ)の部分です。

分解図をみると、キャップとベアリングの間には「座金」と「Oリング」の2つのパーツがあることになっています。
おそらくOリングはキャップについているゴムのことでしょうが、座金という部品がみあたりません。

もしかしたら、前のオーナーがここを分解したときに、座金をなくしたまま組上げてしまったのかも知れません。
では、この「座金」(100円)を取り寄せて付ければ不具合が解消するのでしょうか?
この辺のところが詳しく画像が載っているサイトがないかいろいろと探して見ましたが、座金というパーツが写っているものは見つかりませんでした。
もし、このブログを見ている方で、09カルコン200DCを持っている方がいたら詳しく教えてください。
あー… 新品を分解して確認してぇー…
つづく
Posted by びっくりA at 18:33│Comments(0)
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