2021年12月16日
ルアーコーティングとウエイト
先週はいい釣りをしましたが、今週末は大雪の予報です。
もう12月ですので、釣りは終わりにしてスノーボードにワックスでも掛ければいいのでしょうが、いまだに釣り道具を整備したり、新しいルアーを作ったりと釣りにしがみついています。
まあ、冬は絶好のハンドメイドシーズンですので、朝の小部屋でコツコツと作っていきますわ。
ということで、今制作に励んでいるものの一つがフローティングミノーです。
フローティングミノーといえば、ラパラのフローティングを思い浮かべる人もいるかと思います。
前にも書いたと思いますが、私はベイトロッドでトップウォーター的にミノーを使いますので、ラパラのフローティングミノーF13ではウエイトが軽すぎて上手く投げられません。
そこで、最近良く使っているミノーがラパラのハスキーフローティングのH13です。
下がH13
これも前に書いたかも知れませんが、F13が7gなのに対し、H13は11gありますので、十分ベイトロッドでキャストできるのです。
トップウォーター的にトゥイッチして沈めて水面で食わせたり、タダ巻きで釣ったりと実績を残してきたルアーです。
このH13をコピーして、色々なカラーリングのものを作ろうと考えているわけです。
ラパラのミノーですから素材はバルサで間違いないでしょう。
ブランクだけにした浮き方をみるとノーウエイトと考えられます。
ここで…
一つの疑問が出てきます…
ラパラは、バルサ材とワイヤーとコーティングだけで、H13の11gというウエイトを出しています。
ブランクだけのウエイトは8.6gです。(リップも含んだ重さですが…)
本当にノーウエイトでこの重さを出しているのか?
実はブランクの中心部にウエイトを入れているのでは?
その答えはルアーを二つに割ってみるか、レントゲンを撮ってみるかしないと確実なところはわからないわけですが…
以前に同じようにしてH13をコピーして作ったアルミ貼りのルアーは、ノーウエイトで10g超えとなりました。
バルサ、ノーウエイトで10g超えの条件をクリアしたこのルアーでしたが、実践ではなかなか活躍しませんでした。
ウエイトはほぼ同じに仕上がったのですが、ボディーの太さが本物より太く比重が軽く仕上がってしまったのです。
比重が軽く、浮力が大きいのがバルサ材の魅力で、それにより他の素材では出せないアクションや着水音を出せたりします。
しかし、今回のルアーは空気抵抗が大きすぎて、上手く投げられずにバックラするし、比重が軽すぎて、ミノー特有のダイブアクションが上手く出なかったのです。
なかなかに奥が深いぞ、ラパラミノー!
そこまで深く考えられているからこそ、世界中で愛されるルアーになっているのでしょう。
と、ここまで色々と書いてきましたが、恐らくはH13はバルサ材、ノーウエイトで間違いないでしょう。
どこかのサイトで、ラパラH13の古い紹介文でノーウエイトと書かれたものを見た記憶があります。
私がコピーで作ったものよりも比重が重くなっているのは、ワイヤーの長さか太さが違って重いのか、コーティングの厚さで重くなっているのかのいずれかでしょう。
その昔…
八郎潟の本湖のリップラップで、シャッドを使った巻物の釣りにはまったことがあります。
その時にラパラのシャッドラップSR7を良く使っていて、使いすぎてボロボロになったSR7を分解したことがあります。
中に入っているワイヤーはシンプルなもので、ウエイトも一箇所だけのシンプルな作りです。
そのラパラが、ワイヤーの長さでウエイトを増しているとは考えにくいところです。
コーティングについては、プラスティック樹脂のようなものがかなり分厚くコーティングしてあり、分解したときには、割れることなく綺麗に剥がれてきました。
このコーティングがエポキシなのかウレタンなのか、またはその他の素材なのかは知るよしもありません。
ラパラはこのコーティングで、ノーウエイトのルアーの絶妙な比重をコントロールしているのでしょう。
いつものように話が長くなりましたので次回へつづく
もう12月ですので、釣りは終わりにしてスノーボードにワックスでも掛ければいいのでしょうが、いまだに釣り道具を整備したり、新しいルアーを作ったりと釣りにしがみついています。
まあ、冬は絶好のハンドメイドシーズンですので、朝の小部屋でコツコツと作っていきますわ。
ということで、今制作に励んでいるものの一つがフローティングミノーです。
フローティングミノーといえば、ラパラのフローティングを思い浮かべる人もいるかと思います。
前にも書いたと思いますが、私はベイトロッドでトップウォーター的にミノーを使いますので、ラパラのフローティングミノーF13ではウエイトが軽すぎて上手く投げられません。
そこで、最近良く使っているミノーがラパラのハスキーフローティングのH13です。
下がH13
これも前に書いたかも知れませんが、F13が7gなのに対し、H13は11gありますので、十分ベイトロッドでキャストできるのです。
トップウォーター的にトゥイッチして沈めて水面で食わせたり、タダ巻きで釣ったりと実績を残してきたルアーです。
このH13をコピーして、色々なカラーリングのものを作ろうと考えているわけです。
ラパラのミノーですから素材はバルサで間違いないでしょう。
ブランクだけにした浮き方をみるとノーウエイトと考えられます。
ここで…
一つの疑問が出てきます…
ラパラは、バルサ材とワイヤーとコーティングだけで、H13の11gというウエイトを出しています。
ブランクだけのウエイトは8.6gです。(リップも含んだ重さですが…)
本当にノーウエイトでこの重さを出しているのか?
実はブランクの中心部にウエイトを入れているのでは?
その答えはルアーを二つに割ってみるか、レントゲンを撮ってみるかしないと確実なところはわからないわけですが…
以前に同じようにしてH13をコピーして作ったアルミ貼りのルアーは、ノーウエイトで10g超えとなりました。
バルサ、ノーウエイトで10g超えの条件をクリアしたこのルアーでしたが、実践ではなかなか活躍しませんでした。
ウエイトはほぼ同じに仕上がったのですが、ボディーの太さが本物より太く比重が軽く仕上がってしまったのです。
比重が軽く、浮力が大きいのがバルサ材の魅力で、それにより他の素材では出せないアクションや着水音を出せたりします。
しかし、今回のルアーは空気抵抗が大きすぎて、上手く投げられずにバックラするし、比重が軽すぎて、ミノー特有のダイブアクションが上手く出なかったのです。
なかなかに奥が深いぞ、ラパラミノー!
そこまで深く考えられているからこそ、世界中で愛されるルアーになっているのでしょう。
と、ここまで色々と書いてきましたが、恐らくはH13はバルサ材、ノーウエイトで間違いないでしょう。
どこかのサイトで、ラパラH13の古い紹介文でノーウエイトと書かれたものを見た記憶があります。
私がコピーで作ったものよりも比重が重くなっているのは、ワイヤーの長さか太さが違って重いのか、コーティングの厚さで重くなっているのかのいずれかでしょう。
その昔…
八郎潟の本湖のリップラップで、シャッドを使った巻物の釣りにはまったことがあります。
その時にラパラのシャッドラップSR7を良く使っていて、使いすぎてボロボロになったSR7を分解したことがあります。
中に入っているワイヤーはシンプルなもので、ウエイトも一箇所だけのシンプルな作りです。
そのラパラが、ワイヤーの長さでウエイトを増しているとは考えにくいところです。
コーティングについては、プラスティック樹脂のようなものがかなり分厚くコーティングしてあり、分解したときには、割れることなく綺麗に剥がれてきました。
このコーティングがエポキシなのかウレタンなのか、またはその他の素材なのかは知るよしもありません。
ラパラはこのコーティングで、ノーウエイトのルアーの絶妙な比重をコントロールしているのでしょう。
いつものように話が長くなりましたので次回へつづく
この記事へのコメント
こんにちは
ラパラは基本バルサですね^^
ご調査通り
コーティングも何故か綺麗に剥がれますww
あ、11Fはシンカー無しでした
自分はこのF11で飛距離を求め(笑)
お腹をさいてシンカーを埋めましたが
ナツメオモリの0.5でもへっちゃらで浮いてましたよww
ラパラは基本バルサですね^^
ご調査通り
コーティングも何故か綺麗に剥がれますww
あ、11Fはシンカー無しでした
自分はこのF11で飛距離を求め(笑)
お腹をさいてシンカーを埋めましたが
ナツメオモリの0.5でもへっちゃらで浮いてましたよww
Posted by しゅう at 2021年12月20日 08:42
しゅうさんコメントありがとうございます。
私もラパラにウエイトを入れたことがあります。
画像のSR7もサスペンドにしようとウエイトを入れた後があります。
結果、ノーマルのほうが良くて、バラしたんでしょうね。
当時のことは良く覚えていませんが(^^;
まもなく続編をアップできると思いますので、またよろしくお願いします。
私もラパラにウエイトを入れたことがあります。
画像のSR7もサスペンドにしようとウエイトを入れた後があります。
結果、ノーマルのほうが良くて、バラしたんでしょうね。
当時のことは良く覚えていませんが(^^;
まもなく続編をアップできると思いますので、またよろしくお願いします。
Posted by びっくりA at 2022年01月05日 06:12