2020年07月02日
ブッピーを取り戻せ2
前回のブログで無くしたお気に入りルアーと同じ物を注文した話をしましたが、その商品が送られてきました。

ブッピーRSスカイフロッグカラーです。
1つの商品でも送料と代引き手数料がかかるので、ついでにもう1つルアーを購入しました。

ついでのルアーのほうが高いような…
まあそれはさておき、これでお気に入りのルアーが復活した訳ですが、フックをダブルフックに交換するついでに、今度は無くしても複製できるようにデータを取っておきます。
ガウラクラフトさんの14周年記念で発売されたドリラーブッピーRSは持っているのですが、ノーマルのものとはウエイトの入れ方が違うらしく、それを元にして作ると正しい複製が作れません。
複製を作ることが正しいかどうかは別にして、ブッピーRSに付いているペラやブレードなどのパーツは普通に売られているので、ボディーさえ自作できればいつでも復元できます。

ということで、付いているパーツを全て外してデータを取ります。

パーツを外した本体のみの重さは9.28g、ボディーの長さは8.2㎝ですので約8㎝ですか…

ボディーの太さは一番太いところで約2.5㎝ですので、これを元にスケッチを書いていきます。

方眼紙に長さ8.2㎝、縦2.5㎝の長方形を書いて、大体の形をトレースします。

中心線を元にして左右対称となるように、後で厚紙を切って型紙を作ります。
フックの位置も測ってスケッチに入れておきます。
あとは問題はウエイトの重さと、どこの位置に入れるかですが、レントゲンでも撮って見れば一目瞭然でしょうが、もちろんそんなことはできません。
水に入れたときの浮き方と、全体の重量から推測するしかありません。
ルアー本体の体積がわかれば、その重さから全体の比重が割り出せ、ブッピーの本体に使われている木材がバルサ材ということがわかっているので、バルサ材の比重に体積を掛けたものと、全体の重量との差が、おおよそのウエイトの重さになります。
ルアーの体積の求め方は前にもブログで書いたことがあるかもしれませんが、コップになみなみと水を入れて重さを量り、ルアーを完全に水没させてこぼれた水の重さを量ります。
といってもこぼれた水の重さは量りにくいので、残った水の重さから計算します。
あとは、水の比重を1として計算すれば、おおよその体積がわかります。
どこにウエイトを入れているかは、水に入れた浮き方をみたり、ボディーだけにしたときの転がり方をみたりして推測します。
とりあえず体積をはかる前に、早速水に浮かべてみました。

すると…

ボディーがどこの位置でも安定して浮いていますので、ボディーの下側にはウエイトを入れていないことになります。
確か、RSではないブッピーを試したときは、フック側が下を向くように浮いていたので、ボディーの下側にウエイトが入っていると推測できました。
ウエイト入れるのであれば、ボディーの下側に入れた方が、タダ巻きしたときに回転するのを抑えられると思います。
私の予想では、フックの位置にボディーの下側にウエイトが入っていると思いましたが、予想は外れました。
ガウラクラフトさんのルアーは、バルサ50の作り方を踏襲していると思われるので、バルサボディーにヒートンを入れる位置には、堅い木材(おそらくラミン材)を入れてヒートンが効くようにして、その穴にパイプ鉛でウエイトを入れる方法を取っているはずです。
そう考えると、ボディー下側にウエイトが入っていないとなると、ボディー中心のどこかに入れてあるか、またはまったく入っていないかのどちらかです。
ボディー中心のいずれかにウエイトを入れる場合、前側か後側に入れる場合が多いと思われます。
それは、真ん中にウエイトを入れても、ルアーが重くなるだけで、せっかくのバルサ材の浮力を殺してしまうため、バルサ材を使う意味が無くなるからです。
バルサ材でルアーを作る時には、ウエイトを腹側に入れて浮き姿勢を安定させるか、または前後いずれかに入れて、浮き角度を調整するためにウエイトを使います。
(前後両方に入れるカウンターウエイトという考え方もありますが…)
いろいろと難しいことを書きましたが、結論として…
ブッピーRSにはウエイトは入っていない!
と思います。
間違っていたらゴメンなさいですが、同じ形にバルサ材を削って重さを量れば、はつきりとするでしょう。
とりあえずこれで、復元のためのデータ取りは終了として、さっさとダブルフックに交換して実践投入です。
あ…

ダブルフックの在庫が無い…
また、ネットで注文しないとですね。

ブッピーRSスカイフロッグカラーです。
1つの商品でも送料と代引き手数料がかかるので、ついでにもう1つルアーを購入しました。

ついでのルアーのほうが高いような…
まあそれはさておき、これでお気に入りのルアーが復活した訳ですが、フックをダブルフックに交換するついでに、今度は無くしても複製できるようにデータを取っておきます。
ガウラクラフトさんの14周年記念で発売されたドリラーブッピーRSは持っているのですが、ノーマルのものとはウエイトの入れ方が違うらしく、それを元にして作ると正しい複製が作れません。
複製を作ることが正しいかどうかは別にして、ブッピーRSに付いているペラやブレードなどのパーツは普通に売られているので、ボディーさえ自作できればいつでも復元できます。

ということで、付いているパーツを全て外してデータを取ります。

パーツを外した本体のみの重さは9.28g、ボディーの長さは8.2㎝ですので約8㎝ですか…

ボディーの太さは一番太いところで約2.5㎝ですので、これを元にスケッチを書いていきます。

方眼紙に長さ8.2㎝、縦2.5㎝の長方形を書いて、大体の形をトレースします。

中心線を元にして左右対称となるように、後で厚紙を切って型紙を作ります。
フックの位置も測ってスケッチに入れておきます。
あとは問題はウエイトの重さと、どこの位置に入れるかですが、レントゲンでも撮って見れば一目瞭然でしょうが、もちろんそんなことはできません。
水に入れたときの浮き方と、全体の重量から推測するしかありません。
ルアー本体の体積がわかれば、その重さから全体の比重が割り出せ、ブッピーの本体に使われている木材がバルサ材ということがわかっているので、バルサ材の比重に体積を掛けたものと、全体の重量との差が、おおよそのウエイトの重さになります。
ルアーの体積の求め方は前にもブログで書いたことがあるかもしれませんが、コップになみなみと水を入れて重さを量り、ルアーを完全に水没させてこぼれた水の重さを量ります。
といってもこぼれた水の重さは量りにくいので、残った水の重さから計算します。
あとは、水の比重を1として計算すれば、おおよその体積がわかります。
どこにウエイトを入れているかは、水に入れた浮き方をみたり、ボディーだけにしたときの転がり方をみたりして推測します。
とりあえず体積をはかる前に、早速水に浮かべてみました。

すると…

ボディーがどこの位置でも安定して浮いていますので、ボディーの下側にはウエイトを入れていないことになります。
確か、RSではないブッピーを試したときは、フック側が下を向くように浮いていたので、ボディーの下側にウエイトが入っていると推測できました。
ウエイト入れるのであれば、ボディーの下側に入れた方が、タダ巻きしたときに回転するのを抑えられると思います。
私の予想では、フックの位置にボディーの下側にウエイトが入っていると思いましたが、予想は外れました。
ガウラクラフトさんのルアーは、バルサ50の作り方を踏襲していると思われるので、バルサボディーにヒートンを入れる位置には、堅い木材(おそらくラミン材)を入れてヒートンが効くようにして、その穴にパイプ鉛でウエイトを入れる方法を取っているはずです。
そう考えると、ボディー下側にウエイトが入っていないとなると、ボディー中心のどこかに入れてあるか、またはまったく入っていないかのどちらかです。
ボディー中心のいずれかにウエイトを入れる場合、前側か後側に入れる場合が多いと思われます。
それは、真ん中にウエイトを入れても、ルアーが重くなるだけで、せっかくのバルサ材の浮力を殺してしまうため、バルサ材を使う意味が無くなるからです。
バルサ材でルアーを作る時には、ウエイトを腹側に入れて浮き姿勢を安定させるか、または前後いずれかに入れて、浮き角度を調整するためにウエイトを使います。
(前後両方に入れるカウンターウエイトという考え方もありますが…)
いろいろと難しいことを書きましたが、結論として…
ブッピーRSにはウエイトは入っていない!
と思います。
間違っていたらゴメンなさいですが、同じ形にバルサ材を削って重さを量れば、はつきりとするでしょう。
とりあえずこれで、復元のためのデータ取りは終了として、さっさとダブルフックに交換して実践投入です。
あ…

ダブルフックの在庫が無い…
また、ネットで注文しないとですね。