2016年03月04日
ロッドメイキング1-16
昨日は、暖かくなる予報だったけど、全然気温が上がらず寒い日でした。
今日からは天気良くなるのかな。
さて、「しごき塗装」の話ですが、昨日も書いたとおり、これからお話しするのは失敗と試行錯誤の連続ですので、途中まで読んで真似するのはやめてください。
最初のほうはほとんど失敗談です。
「しごき塗装」のやり方は、富士工業のカタログに載っていて、ロッドの塗装方法としては最も一般的なものとして紹介されています。
うらしま堂渡辺釣具さんや他のホームページでも動画で解説したものもあります。
やり方を見ていると、誰でも簡単にできそうなので、挑戦してみることにしました。
まず、しごき塗装に使う道具の選定です。
塗料は、2液ウレタンを使うこととなっていますので、マルチトップクリアーSHをそのまま使うことにしました。
塗装用具は、動画やカタログで紹介してあるとおりのものをそろえます。
ポリ容器はホームセンターですぐに手に入ります。1個100円くらいで買えます。
問題はキャップに取り付けるゴムシートで、「生ゴムシート」とありますが、私が最初に行ったホームセンターには売っていませんでした。
ネットでは数百円で専用のものが売っていますが、送料、代引き手数料を出すのがいやだったので、ホームセンターで探しました。

3件目に行ったホームセンターでやっと見つけたのが画像のものです。
1枚500円位しました。
何ミリくらいの厚さにしようか悩んで買いに行きましたが、1ミリのもの1種類しかなく、それを購入してきました。
失敗しても良いように、2枚買ったのですが、あとで思えば、ネットで買うのと値段変わらなかったです。
ネットで買う方が良いのはわかるのですが、大したものを買ってないのに、荷物が送られてくると、「また、買い物した」と家族の目がうるさいのです。これは余談です。
で、買ってきたポリ容器は、うらしま堂さんの動画で見たとおりにカッターで加工します。

生ゴムシートは、ポリ容器の口の大きさにあわせて丸く切り、中央に穴を開けます。
穴は、千枚通しの先を真っ赤になるまであぶって開けるとなっていますが、ライターでしばらくあぶってもススで黒くはなるけど、赤くはならないので、ある程度でやめて生ゴムシートに差してみました。
プスッと穴は開くけど、千枚通しの先が入った後はゴムの弾力で穴が広がる感じで、千枚通しを抜くと大して穴は開いておらず、ゴムの燃えかすで穴がふさがれている感じ。
ゴムのかすを溶かそうと何度か千枚通しを熱して刺してみるが、変化なし。
こんなものなのか?と思いながらもロッドを通して見ることに。
動画ではポリ容器の中のキャップをはめて、生ゴムシートを挟んで蓋をしめていますので、同じようにやってみます。
そのままゴムシートの穴にブランクのティップを刺し、下までさげていきますが、途中で生ゴムシートが外れて失敗。
今度はキャップを外して生ゴムシートを挟んで試してみます。
さっきよりは生ゴムシートがしっかり固定されているようです。
穴に刺して下までさげていくと、途中から急に重くなって下がりずらくなってきた。
構わず力を入れて下げていくと、急に軽くなって、バットまで無事ポリ容器をさげることができた…

と、思ったら生ゴムシートの穴のところからゴムが裂けている… はい死亡!
なかなか思うように行きません。
穴が小さすぎたのかと思い、失敗した生ゴムシートを使って少し大きめの穴を開けて試してみます。
今度はさげていく時に水で濡らしてからさげていきます。
何とか穴が裂けずに下までさがりました。
塗料に見立てた水を入れて、しごき上げてみます。上げるのは最初は重いけど、入れるよりは簡単でした。
はい、シミュレーション終了!本番に行こう!と思って見たら、ゴムシートの穴が広がって、ティップよりも大きくなっています。
これで大丈夫か?と思いながらもとにかく1回やってみることにしました。
もう一度生ゴムシートを丸く切って穴を開けます。
穴の燃えかすをなるべくきれいに取るように、穴を開けてからペンのキャップを刺して、はみ出ている部分をデザインナイフで切り取りました。
シートをシンナーに漬けてぬめりを取り、乾かしてからポリ容器にセットします。
ブランクに刺すときは、水では乾きが悪いく水分が残るといやなので、アルコールランプの燃料をブランクに塗って滑りを良くしてズリさげていきます。
何とかゴムシートが裂けずに下までポリ容器がさがりました。
マルチトップクリアーSHを2:1で配合してしばらく置きます。
しごき塗装は、吹きつけ塗装と違い、塗料にある程度の粘度が必要だそうです。
マルチトップクリアーSHは吹きつけ塗装用の塗料なので、ある程度粘度が出るまで待つことにしました。
塗料を垂らしたときに、ソフトクリームのように盛り上がるようになったら塗り頃の粘度だそうですが、なかなかそこまでの粘度は出ません。
数時間置いてみましたが、なかなか粘度が上がってこないので、とりあえず塗ってみることにしました。
一度、色止めとはいえトップコートを塗ってあるので、薄くでもいいから、とにかくツヤがでればいいと思い、粘度が無くても大丈夫だろうと判断したのです。
本来、新しいことを試すときには、別なものを使って何度か練習をしてから、実際のものに行うのがベストですが、今回は練習用のブランクが無かったのと、なぜかうまくできるイメージが頭の中にできていたので、そのまま本番をやることにしました。
おそらく、動画をみたイメージが自分の実体験のように感じていたのでしょう。
ブランクのバットを塩ビパイプで延長して、ボイジャーバッテリーにガムテープで固定します。
バッテリーの上下に新聞紙を敷いて養生をして、塗料をポリ容器に入れます。
ここから一気に引き上げるのですが、塗料はゆっくり引き上げると薄く付き、逆に早く引き上げると厚く付くのだそうで、粘度が低い分、厚く付いた方が良いだろうと思い、早く引き上げることにしました。
しかし、これも大きな判断ミスだったと後になって思うのです。
さあ、と一気に引き上げたところ、抜いたポリ容器のゴムシートの穴から塗料がこぼれて下に落ちました。
早く引き上げたのでブランクに付く塗料は厚くなり、粘度が低いので、ティップから塗料が垂れてきました。
ティップを下にして乾かしておけば、ルアーのどぶ漬けコーティングの時のように、垂れが下に落ちてきれいに乾くかなと思いましたが、垂れは下に落ちていく様子がありません。
これは、乾く前に手を打たないと、垂れた部分を削るはめになると思い、もう一度しごき塗装を試みることにしました。
バットまでポリ容器を入れることはできないので、うらしま堂さんの動画で見たテーパーがきついブランクの塗装方法で、ティップから塗装をする方法を試してみました。
ブランクをティップを下にしてぶら下げたままにして、ティップからポリ容器をつけて、さっき使った塗料を入れ、バットに向かって抜き上げました。
うまく行ったか?と思って良く見ると、塗れているところは塗れているが、先に塗った塗料が剥がれて、でこぼこになっているところがあり… 死亡… 2度目の死亡!
あきらめて、一度乾かしてからペーパーで削ることにしました。
つづく
今日からは天気良くなるのかな。
さて、「しごき塗装」の話ですが、昨日も書いたとおり、これからお話しするのは失敗と試行錯誤の連続ですので、途中まで読んで真似するのはやめてください。
最初のほうはほとんど失敗談です。
「しごき塗装」のやり方は、富士工業のカタログに載っていて、ロッドの塗装方法としては最も一般的なものとして紹介されています。
うらしま堂渡辺釣具さんや他のホームページでも動画で解説したものもあります。
やり方を見ていると、誰でも簡単にできそうなので、挑戦してみることにしました。
まず、しごき塗装に使う道具の選定です。
塗料は、2液ウレタンを使うこととなっていますので、マルチトップクリアーSHをそのまま使うことにしました。
塗装用具は、動画やカタログで紹介してあるとおりのものをそろえます。
ポリ容器はホームセンターですぐに手に入ります。1個100円くらいで買えます。
問題はキャップに取り付けるゴムシートで、「生ゴムシート」とありますが、私が最初に行ったホームセンターには売っていませんでした。
ネットでは数百円で専用のものが売っていますが、送料、代引き手数料を出すのがいやだったので、ホームセンターで探しました。

3件目に行ったホームセンターでやっと見つけたのが画像のものです。
1枚500円位しました。
何ミリくらいの厚さにしようか悩んで買いに行きましたが、1ミリのもの1種類しかなく、それを購入してきました。
失敗しても良いように、2枚買ったのですが、あとで思えば、ネットで買うのと値段変わらなかったです。
ネットで買う方が良いのはわかるのですが、大したものを買ってないのに、荷物が送られてくると、「また、買い物した」と家族の目がうるさいのです。これは余談です。
で、買ってきたポリ容器は、うらしま堂さんの動画で見たとおりにカッターで加工します。

生ゴムシートは、ポリ容器の口の大きさにあわせて丸く切り、中央に穴を開けます。
穴は、千枚通しの先を真っ赤になるまであぶって開けるとなっていますが、ライターでしばらくあぶってもススで黒くはなるけど、赤くはならないので、ある程度でやめて生ゴムシートに差してみました。
プスッと穴は開くけど、千枚通しの先が入った後はゴムの弾力で穴が広がる感じで、千枚通しを抜くと大して穴は開いておらず、ゴムの燃えかすで穴がふさがれている感じ。
ゴムのかすを溶かそうと何度か千枚通しを熱して刺してみるが、変化なし。
こんなものなのか?と思いながらもロッドを通して見ることに。
動画ではポリ容器の中のキャップをはめて、生ゴムシートを挟んで蓋をしめていますので、同じようにやってみます。
そのままゴムシートの穴にブランクのティップを刺し、下までさげていきますが、途中で生ゴムシートが外れて失敗。
今度はキャップを外して生ゴムシートを挟んで試してみます。
さっきよりは生ゴムシートがしっかり固定されているようです。
穴に刺して下までさげていくと、途中から急に重くなって下がりずらくなってきた。
構わず力を入れて下げていくと、急に軽くなって、バットまで無事ポリ容器をさげることができた…

と、思ったら生ゴムシートの穴のところからゴムが裂けている… はい死亡!
なかなか思うように行きません。
穴が小さすぎたのかと思い、失敗した生ゴムシートを使って少し大きめの穴を開けて試してみます。
今度はさげていく時に水で濡らしてからさげていきます。
何とか穴が裂けずに下までさがりました。
塗料に見立てた水を入れて、しごき上げてみます。上げるのは最初は重いけど、入れるよりは簡単でした。
はい、シミュレーション終了!本番に行こう!と思って見たら、ゴムシートの穴が広がって、ティップよりも大きくなっています。
これで大丈夫か?と思いながらもとにかく1回やってみることにしました。
もう一度生ゴムシートを丸く切って穴を開けます。
穴の燃えかすをなるべくきれいに取るように、穴を開けてからペンのキャップを刺して、はみ出ている部分をデザインナイフで切り取りました。
シートをシンナーに漬けてぬめりを取り、乾かしてからポリ容器にセットします。
ブランクに刺すときは、水では乾きが悪いく水分が残るといやなので、アルコールランプの燃料をブランクに塗って滑りを良くしてズリさげていきます。
何とかゴムシートが裂けずに下までポリ容器がさがりました。
マルチトップクリアーSHを2:1で配合してしばらく置きます。
しごき塗装は、吹きつけ塗装と違い、塗料にある程度の粘度が必要だそうです。
マルチトップクリアーSHは吹きつけ塗装用の塗料なので、ある程度粘度が出るまで待つことにしました。
塗料を垂らしたときに、ソフトクリームのように盛り上がるようになったら塗り頃の粘度だそうですが、なかなかそこまでの粘度は出ません。
数時間置いてみましたが、なかなか粘度が上がってこないので、とりあえず塗ってみることにしました。
一度、色止めとはいえトップコートを塗ってあるので、薄くでもいいから、とにかくツヤがでればいいと思い、粘度が無くても大丈夫だろうと判断したのです。
本来、新しいことを試すときには、別なものを使って何度か練習をしてから、実際のものに行うのがベストですが、今回は練習用のブランクが無かったのと、なぜかうまくできるイメージが頭の中にできていたので、そのまま本番をやることにしました。
おそらく、動画をみたイメージが自分の実体験のように感じていたのでしょう。
ブランクのバットを塩ビパイプで延長して、ボイジャーバッテリーにガムテープで固定します。
バッテリーの上下に新聞紙を敷いて養生をして、塗料をポリ容器に入れます。
ここから一気に引き上げるのですが、塗料はゆっくり引き上げると薄く付き、逆に早く引き上げると厚く付くのだそうで、粘度が低い分、厚く付いた方が良いだろうと思い、早く引き上げることにしました。
しかし、これも大きな判断ミスだったと後になって思うのです。
さあ、と一気に引き上げたところ、抜いたポリ容器のゴムシートの穴から塗料がこぼれて下に落ちました。
早く引き上げたのでブランクに付く塗料は厚くなり、粘度が低いので、ティップから塗料が垂れてきました。
ティップを下にして乾かしておけば、ルアーのどぶ漬けコーティングの時のように、垂れが下に落ちてきれいに乾くかなと思いましたが、垂れは下に落ちていく様子がありません。
これは、乾く前に手を打たないと、垂れた部分を削るはめになると思い、もう一度しごき塗装を試みることにしました。
バットまでポリ容器を入れることはできないので、うらしま堂さんの動画で見たテーパーがきついブランクの塗装方法で、ティップから塗装をする方法を試してみました。
ブランクをティップを下にしてぶら下げたままにして、ティップからポリ容器をつけて、さっき使った塗料を入れ、バットに向かって抜き上げました。
うまく行ったか?と思って良く見ると、塗れているところは塗れているが、先に塗った塗料が剥がれて、でこぼこになっているところがあり… 死亡… 2度目の死亡!
あきらめて、一度乾かしてからペーパーで削ることにしました。
つづく